♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

11.18 回想

 

今日は午後から懐かしい面々がわが家を訪れ、

これまた懐かしい物を持ってきてくれたのです。

それは、このCD。 

 

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私が仮設住宅に住み始めて間もない頃、

この方々が立ち上げた支援団体が製作してくれたCDで、

私の曲5曲に、震災前の町の風景写真を載せた「陸前高田忘れ得ぬ情景」と題したフォトギャラリーを付けたもの。

その収益金を「陸前高田市学校復興基金」に寄付するといったものでありました。

 

あれから10年、

今は新しい街づくりが進み、日々その景色を見ていると、

以前の街並みを思い出すことは中々難しくなってきていますが、

久しぶりに写真で見た以前のわが町の風景、

何とも言えない気持ちになってしまいます。

 

11月に入ってから、何故か、

震災についてのアプローチを受けることが続いています。

心が少々ざわついてしまいます。

 

今日は、そのフォトギャラリーから何枚か載せてみますね。

以前の陸前高田の風景です。

 

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ちょっと重い気持ちになってしまいますが、CDの中からも一曲。震災後に初めて作った曲です。

「向日葵」

 

とても懐かしくなりネットを検索したら以前の陸前高田の「町の中」が載っているページも。

tamagazou.machinami.net

 

11.17 大泣き2号。果たして…。

 

今日もよく晴れた一日。

澄み切った青空を横切る一筋の飛行機雲が、とっても素敵に見えました。

 

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そんな爽やかな晴れ日であるのに、

1号、2号は、夕方、インフルエンザの予防接種をするとのこと。

特に、注射の大っ嫌いな2号は、少々、心がクラウディー。

 

その2号、保育園から帰宅すると私の部屋に入ってきましたので、

注射を受ける際の「極意」を伝授したのであります。

その内容は、秘密…。

 

果たして、本日も大泣き(半端ないらしいのです)するのか、それとも中程度で済むのか。

注射のことより、「泣き加減」の方に興味津々なのであります。

 

さて、小1の1号の方は、今日はフリー参観日。

フリー参観なので、誰が参観に行ってもいい訳なのですが、私は、少々、遠慮。

学校から帰宅したら、本人から「張り切った」様子を聞くことにします。

想像するに、あのパパ(息子)の子なので、

「調子こいて」「張り切っている」そんな姿でしょうか。

 

〈結果〉

・2号…家を出るときから泣いていたそうです。勿論、注射の時は大泣き❗️「極意」効かずです。。笑

・1号…楽しそうに授業を受けていたそうです。余裕のよっちゃんみたいですね。

 

(つぶやき)

注射や点滴、体に針を刺すなんて信じられない…。私も注射は大っ嫌いなのです。それは、幾つになっても変わらず。最大級に嫌なのは採血。注射と血のW攻撃なんて、絶対に許せません。。 

11.16 「明日暦」(あしたごよみ)最終章

 

今年もまた、「2021明日暦」(あしたごよみ)を届けていただきました。 

 

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この「明日暦」は今回で最後であり、表紙には「最終章」と書かれてあります。

 

カレンダーの中の写真やメッセージは、

どれも心に沁み入るものばかり。

 

いろいろなことが思い出されますし、

当時は、「穏やかな日々」が来ることなんて想像すらできなかったなぁ…と、

改めて、穏やかな「今」を実感してもしまいます。

 

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更に、カレンダーの中には、

震災の時、小・中学生だった子どもたちの「今」が、

当時との対比の形で映し出されており、

10年という歳月での成長や

今夢を追っている姿を感じることができ、

これが何より嬉しいかもしれません。 

 

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どんなものでも、どんなことでも、

作り手の心を感じると、その見え方が全く違ってくる。

 

あんな顔、こんな顔、

あんな思い出、こんな思い出が蘇ってくるのです。

 

作り手サイドの人たちはみんなあったかい心の持ち主ばかり。

子どもたちの人生に幸あれ!と、

心から願う人たちばかりなのです。

 

感謝で一杯です。

 

(つぶやき)

茨城や関東を中心に189もの店舗を展開している「カスミ」というスーパーマーケットさんが作ってくれているカレンダー。今回で10作目となり、この10年、カレンダー販売での売り上げ全てを陸前高田市の子どもたちのために寄付してくださっているのです。2021年版、どうぞ、お近くの「スーパーカスミ」で、手にとってご覧になってみてください。ここに詳しいことが載っています。→「明日暦2021」(スーパーカスミ)

私、仕事を退いたというのに、今でもこうしてわざわざ届けて下さる。申し訳ないやらありがたいやら…。出会いに感謝しつつも、何にもお返しができないのです。。

と、そんなことを思っていたら、午後には、カレンダーの写真や構成をされているお二人がおみえになり、お世話になりましたとお土産まで。これ逆ですよね。。私の方こそお礼しなきゃなのに…。カレンダー作りが今回で最後ということもあり、お二人にお会いすることももうなくなるのかな…と、とっても寂しい気持ちで車を見送りました。本当にいい人たちなのであります。

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11.15 復興支援ありがとうマラソン。

 

抜けるような青空の下、

本日は、「陸前高田復興応援ありがとうマラソン」が開催されます。 

 

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この大会に、なんと!

パパと1号が、「エンジョイラン」の部にエントリー!

 

ということで、これから二人の応援に行ってきます。

 

今日の私のお役目は、

移動運転手、兼 写真撮影係、兼 応援団、兼 お疲れさま夕食会の幹事 なのであります。

 

〈応援を終え、帰宅しました〉

「エンジョイラン」(順位を付けず楽しんで走ろう!)に参加したはずなのに、

小一の1号は勝ちにいったらしく、必死に走りきり、

二人は、見事、ダントツの1位!でゴールしたのであります。

 

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走り終えた二人、

「来年は賞レースに出る❗️」と、

鼻息荒く息巻いていたようであります。笑

 

コロナ禍で、ざわついた昨今ではありますが、

十年程前を思う時、

こんな風に穏やかな気持ちでイベントができることに、幸せを感じます。

 

(つぶやき)

このマラソン大会は、adidasさんはじめ多くの企業の皆さんのお力で開催されているもの。パパの背中のメッセージにもある通り、この町に住む者として、感謝、感謝なのであります。

夕食の幹事役、今夜の慰労会は、牛角さんの「お持ち帰り焼肉セット」を、ハラミ・カルビを中心に大量に!お腹がはち切れそうであります。(明日からは勿論、糖質制限食にします。本当です!)

11.14 三陸ぐるっと食堂

今日は市内でこんなイベントが開催され、

きっと多くの人で賑わうことでしょう。(ちょっと風が強いかなぁ。。)

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わが家でも、

若家族みんなが、今出かけて行きました、

出がけに、

「楽しんでこいよぉ〜。」と声をかけると、

「は〜い❗️」と、何とも軽やかな2号。 

うきうきの心の中が見えるようであります。

 

昨夜は、珍しく優しいKG。

「明日は美味しい物でも食べておいでよね。」と、

500円玉が2枚入った小袋をそれぞれに手渡すと、

「はい。ありがとう〜❗️」と、何とも爽やかな二人。

正に、「現金」なものであります。笑

 

都市部と違い、こんなイベントがそうそうある訳でもないですので、

爽やかな秋晴れの一日、

お腹も心も、目一杯満たしてくれたらな…と願います。

 

そういう私は、

良い子で、お留守番であります。

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(つぶやき)

良い子でお留守番の私に、きっと、いや…間違いなく、お土産を買って来てくれるはず。お土産については夜にでもアップすることにします。もし、アップされない場合には、お土産なし!という悲しい現実だったのだ…と、ご判断ください。

〈おみやげ〉

期待していた「短角牛の串焼き」は、既に売り切れていたとのこと。と言うことで、こんな風変わりなものをご馳走になりました。その名も「米粉パスタスナック」。塩味が効きこれがまた美味いのです。ご馳走さま!

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11.13 凝り性

 

隣に住む義父のエネルギーには、いつも驚かされます。

 

御歳89歳、

寒風吹く中でも、庭に出ては土いじり。

そして、家の中に入ってからは、きっと初体験であろう「干し柿づくり」に挑戦。

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今はスッキリの庭ですが、手前にはたくさんの球根を植えたとか。

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義父は、これぞ!と思ったことは、とことんやるタイプ。

ある意味、「凝り性」であります。(宝くじもそのひとつ)

 

89歳ということは、私の27年後。

きっとその頃、私はこんなエネルギーを持ち合わせてはいないように思います。

いや、絶対に持ち合わせてはいません!(断言)

 

優柔不断な私、もし、凝っていることは何か?と問われれば、

何とも情けないことに、「食べる」こと。

どうせ食べるなら美味しく食べたいですものね。笑

 

寒くなってきた昨今、

そんな食の触手がピクピクし出しているのが「味噌ラーメン」。

札幌で食べた「けやき」というラーメン屋さんの味が、どうしても忘れられないのです。

 

ということで、

ネットで、美味そうな味噌ラーメンスープを物色・購入し、

それをベースに、少々アレンジを加え、

出来上がったのが、これであります。(今日の昼作品)

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「豚骨辛味噌ラーメン」であります。

う〜ん、イマイチ…。。

精進、精進。。

 

とにかく、私は麺ものが大好き。

麺食いなのであります。

 

(つぶやき)

年齢は重ねても、趣味だったり自分の好きなことに没頭できるって、とっても素敵に思うのです。よく、「私は仕事一筋で、趣味なんて一つもないんです。」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、仕事はいつか間違いなく終えるもの、趣味や好きなことは一生続くものです。日々、仕事に追われる状況なのでしょうが、少しでも自分の時間を生み出し、若いうちから、自分らしくいられるものを見つけ、過ごしてみる。こんなことって、長い「人生」を考えた時、とっても大事なことのように思いますよ。(by 老婆心)

11.12 中学生の感性って凄い。

 

生徒たちの、「話の聴いてくれ方」に、感謝。

 

過日お邪魔した岐阜の中学校から、本日、生徒たちの感想が届いたのです。

 

「あー、そうだったんだ。」と、話の内容を認識することだけに留めず、

自分の生活とか自分の生き方と照らし合わせながら、

ある意味、自分の心の中で咀嚼しながら話を聴いてくれている。

なんとも、岐阜・本巣の中学生とは恐るべし!であります。

 

ちょっとだけ届いた感想を紹介しますね。(長文となりますが、ごめんなさい。)

 

◆ 「1」のリアリティーが心に残って、当初、亡くなった"15,899"という数字を「こんなに亡くなったんだ」とか「かわいそう」と、どこか他人事のように見ている自分がいました。でも、先生のお話を聞いて、この"15,899"という数「1人」「1人」に、その人をこの世で一番大切だと思う人がいることに気付かされて、そこに自分の大切な人をはめこんだ時、とても心が痛みました。震災後の遺族は四六時中こんな思い(喪失感)なのだと改めておそろしいと思いました。

 被災した町を復興させようと頑張る人々を先生のお話や見せてくださった動画で知りました。「恩送り」という言葉、そして、行動。私はとてもすてきだと思いました。助けられたからとかじゃなくて、他の人のために動こうとする中高生の姿に救われた人も多いんだろうなと感じます。人が人を思いやって、がんばり続けることで復興が叶う。でも、失った命はかえってこない。私は、今ある"当たり前"がものすごくありがたくて、決してみんなの当たり前というわけではないと理解し、日々に感謝して今の日常1分1秒無駄にせず、大切に生きたい。

◆ 何より、最後の「生きてみようよね、自分らしくさ」の言葉、めっちゃぐっときた。自分らしく生きるのって言葉でいうのはめっちゃ簡単。やけど、自分らしさを見つけるのも、自分らしく生きるのも大変なんや。また、話を聞いて「1」の重さを知った。隣にいる人は誰かにとって大切な「1」。自分にとって大切な「1」の人がいなくなったら、悲しいだけじゃ終わらないと思う。それは他の人も同じで悲しいだけじゃ終わらない。だから、隣にいる人、隣じゃなくっても大切にするのを学んだ。津波地震の怖さ、悲しさを知った。もし大きな地震が来たのなら、お互い助け合っていきたいと思った。今の幸せを当たり前と思わず「ありがたい」と思えるようにしたい。

◆ この地震で多くの人が多くのものを失い、生き方を忘れてしまったり迷ってしまったりしていることを知り、心がとても苦しくなりました。子どものアルバムを返してほしいと願う人がいます。どれだけ小さな命であっても誰かに大切にされ、その誰かにとっては大きな命です。命を自分から落とすのはだめです。もう「死にたい」なんて言いません。どんな姿でもどんな人でも、誰かに愛されていて誰かに大切に思われている。私は何度も「死ぬ」「死ね」と言ってしまいました。このような言葉は簡単に口にしてはいけないということを実感させられました。「どんなに生きたくても生きられなかった人たち」がたくさんいたから…。どんなに辛くても、前を向いて歩み続ける。それが大切だと知りました。「今、どんな生き方をするのか?」という質問をされた時、正直、私は悩みました。ですが、生徒たちの歌や、実際に自分と同じくらいの子を見て、答えがでました。「精一杯、自分として生きる」"精一杯"という言葉を胸に生き続けたいと思います。

私ってワガママなんだなって思いました。〜(中略)〜 私は誰かに合わせながら生きてきたのかもしれません。小学校の時に好きな色を聞かれ「ピンク!」って言おうとしたら「ピンクはぶりっ子だよね」って話してて、とっさに「青」って反対のことを言ってしまった記憶があります。「〜だよね?」って聞かれると「うん!」とうなずくことしかできなくなっていたんですよ。でも、今回この話をきけて本当によかったなって。何も人にとらわれる必要はなくて、自分はこの世界にたった1人の人間なんだからあわせることの方がおかしいのかもしれません。何もなくてもできることがある。才能とかなくても、自分は自分らしく生きていく義務があるのかな、って思いました。

 

中学生の感性って、すごいな…って思います。

 

コロナ禍でもあり、呼ぶ方もかなりの気遣いや対策・準備が必要であったろうし、

行く側も、移動途中、最大限の配慮をしたつもりではありますが、

どうしても不安は払拭しきれず。。

 

ですが、生徒たちの感想を読ませてもらい、

行ってよかったんだな…って、そんな風に思います。

 

生徒諸君、ありがとう。

 

(つぶやき)

岐阜に出向いてから間もなく二週間。風邪の症状は一切出ておりません!また、お邪魔した中学校からもそんな情報は入っておりません。正直、ほっ…としています。

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