今日の気分は、
久しぶりに「先生のような気分」であります。
本当に一月なのだろうか?と思ってしまう程、
今日も穏やかな青空広がる陸前高田市であります。
今、
保育園で年長組の担任をしている教え子が帰っていきました。
「せんせー、助けてください!」と連絡が入ったのは昨日のこと。
内容は、
「ある歌の伴奏を、私でも弾けるように簡単にしてくださ〜い!」というもの。
そして、その日のうちに、すぐに譜面を届けにもやってきたのです。
で、どうしても今日もお邪魔したいと午後から来訪、
簡単アレンジ譜面を渡しながら、少々の弾き方レクチャーをした次第なのであります。
昨夜、どんだけ私が苦労したのか…、彼女には知る由もありません。
今日話を聞いてみると、
三月の卒園式で、どうしてもこの曲を子どもたちと一緒に歌いたいと強く思った。
けれど、自分の技量では、このピアノ伴奏が弾けない。
この曲を諦めようか、、。
けど、どうしてもこの曲をあの子たちと…。と思った時、
真っ先に私のことが相談先として思い浮かんだとか。。
この子とは、22年前、彼女が中1(12歳)の時の
たった一年間だけの関わりであったのですが、
彼女のこんな言葉が、妙に嬉しかったのであります。
(もしかしたら、どうせ暇してるだろうから…と思ったのかも。^^;)
そして、「二月の上旬に、またピアノをみてくださいね〜。」と言いながら、
彼女は颯爽と帰っていったのであります。
(卓球で県チャンピオンになる程の実力を持つスポーツウーマンでもあるのです。)
子どもたちのためにと熱い思いを抱き、
素敵な卒園式にしてあげたい…と人知れず奮闘している彼女。
そんな姿が、とっても素敵に思えましたし、
そんな彼女の「小さな夢」を叶えるお手伝いがもし少しでもできているのだとしたら、
それはそれでとても嬉しく思うのであります。
若い先生の、情熱、熱意、思い、やっぱり眩しく見えますね。
素敵な卒園式となることを、心から祈ります。
彼女にとっても、
「念ずれば花開く」であります。
(つぶやき)
今夜は居酒屋で、あの「夢のイベント」に向けた若者たちとの初会合なのです。(私、お酒は呑めなのですが。)果たして、どんなアイディアや知恵が飛び出すのか…、楽しみで楽しみで仕方ないのであります。若さ、若者って、本当に素敵ですものね。