今日の気分は、
「疲労困憊」気分であります。
昨夜遅くに仙台空港に到着。
その後、車で自宅を目指す予定だったのですが、
体力、気力、眠気に抗えず、その晩は、仙台に泊。
ということで、本日、午後に、自宅に到着でありました。
昨日の、広島・安芸高田市、美土里中学校での「新春式」(昔風に言えば元服式)は、
地域の方々、多くの保護者の見守る中、それはそれは厳かなものでありました。
そんな中、中2の生徒たち一人ひとりが、自分の夢や決意を壇上で述べるのです。
看護師になりたい、先生になりたい、プログラマー、モデル…と、
その子なりの夢と決意を真っ直ぐに堂々と述べる姿がとても印象的であり、
心にぐっと迫ってくるものがありました。
きっと、そんな姿を見つめていた保護者の方々も、
わが子の成長を、心震えるほど嬉しく感じたに違いありません。
親として、子どもの成長した姿を見ることが、何よりの喜びですものね。
自分が中2の時、これだけ自分自身を見つめ、
これだけ自分の将来のこと考えていただろうか…と、
目の前の生徒たちの姿を見つめつつ、
当時のわが身の「幼さ」(言い方を変えればガキ臭さ)も感じておりました。
安芸高田の子どもたちは、本当にたいしたものです。
ただ、一つだけ、この子たちにアドバイスをするとすれば、
それは、夢の実現の道程に
「人」という要素を入れといてね、ということ。
あの子たちの心の中は、
「今の夢→自分自身の努力→夢を叶える(ゴール)」という
そんな図式になっているように思うのですが、
自分の人生を考えた時、
その時々の人との出会いが、自分自身を少しずつ変え、
そして、今の自分がある、という実感があるのです。
ですので、
「今の夢、努力、人との出会い、そして、ゴール」
こんな考え方でいてくれたらなぁ…と、思います。
人という要素を入れ込むと、
これから出会う多くの「人」たちを大切にしていこうとします。
人を大切に生きる生き方って、とても素敵に思いますし、
一つの出会いが、人生を大きく変えることだってあります。
人を大切にしながら生きる人生。
夢には直結しないことかもしれませんが、
時に、夢を自分の傍に引き寄せてくれるものかもしれません。
人間、
支えあいながら
人の間で生きて行くのが
人生ですものね。
熱い夢を抱くあの子たちの人生に、幸多かれと、願います。
あの日、あの時、あの時間、
あの子たちの素敵な瞬間に立ち合わせてもらえた幸せを、
しみじみと感じています。
ありがとう。
(つぶやき)
私の話があの子達の今後のために少しでも役立ったのか…、「?」マークが一杯付いてしまいます。ごめんなさい。ただ、真剣に耳と目を傾けてくれている生徒たちの姿が印象的でありました。また、会を終え、会場を出る際の握手や手をふる姿が、とても嬉しくありました。安芸高田市の皆さん、そして、美土里中学校の皆さん、ありがとうございました。ここでもまた、ありがたいご縁を頂き、感謝しています。
握手といえば、玄関を出るやいなや、あるお母さんから握手を求められたのです。両手での握手であり、ありがとうございました…と何度もおっしゃられ、手をすりすりすりすりされたのであります。あんな情熱的な握手は人生初…。ある意味、衝撃でありました。^^;
帰宅し、すぐに爆睡…。寝ても寝ても疲れがとれないのであります。歳なんだなぁ…と、本当に悲しくなります。。若さっていいなぁ…、若い子たちって眩しい!って、そう思います。