少々雲は多いものの、まん丸のお月様が顔を出し、
窓辺にはお団子や果物をお供えし、
何とも言えない風情を感じる、そんな夜となっています。
そしてまた、1号2号は、「月が見えた〜!」「雲に隠れた〜!」と大騒ぎの夕食。
こちらもまた、別の意味で強い風情を感じます。笑
日本古来のことを大々的に行うということではなく、
それぞれの家庭で、季節季節にこういったことを自然に営む。
そんなことが、どこか素敵に思います。
歳をとってきたせいでしょうか、
クリスマスやハロウィンといった大イベントというよりは、
「風情」あるこんなさり気ない営みが心に染みてきます。
きっと、日本全国、多くの人たちが、
それぞれの思いを抱きながら、同じ月を見上げているのでしょうね。
そんなことも、とても素敵に思います。
不思議なことに、
月を見上げると、
静寂と共に、じんわりと穏やかな心になっていきますし、
何故か、離れている人のことを想ってしまいます。
(つぶやき)
本日載せた写真は携帯で撮ったものですが、望遠レンズで撮った月の拡大写真はどこか味気なく感じてしまいます。「風情」とは、周りとの調和の中でどこかぼんやりしているものでもありますものね。
前職を退任してから、本日で一年が経ちました。振り返ってみると時間がとても早く感じます。スローライフではないですが、人様に迷惑をかけない程度に、ゆったりと好きなことを自由気ままに…という暮らしを今後も満喫していきたいものだと思っています。こういうのが人生の一番の贅沢ですものね。
中秋の名月ということで今夜は満月となっている訳ですが、ここ数年、何故か三日月が好きになってきているのです。う〜ん、何でだろ?