♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

5.10 人を思うと書いて「偲ぶ」

 

今朝目覚めると、ピユーピユーと強い風。

青空の中、雲がもの凄いスピードで西から東に流れていきます。

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それでも燦々と降り注ぐお日様の力とはすごいもので、

わが家の狭い庭には花々が咲き誇り、

正に、百花繚乱の様相を呈しております。

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庭造りは、

全て、隣に住む義父がしてくれています。

 

種や球根を植えただけでこうなるはずもなく、

「花の生命力」にプラスして、

人が、「何に」「どれだけ」手をかけるかで、

その花の咲き方が全く違ってくるとか。

 

これ正に、

「子育て」や「人材育成」に

相通ずるものがあるように思うのです。

 

花にしても

子育てにしても、

「手をかける」とは、

 地道な営みの連続なのかもしれませんね。

 

咲いた花には手をかけません。

咲くまでの間に、

土や根に多くの手を

手間暇かけてかけるようです。

 

(つぶやき)

本日、元同僚の自宅に伺い最後のお別れをしてきました。私を迎えてくれたのは、高校生になる息子さんと中学生の娘さん。まだまだ悲しみの中にいるはずなのに気丈に振る舞う二人。涙が出そうになりました。彼の遺影を眺めつつ、未だ受け入れられない現実と向き合いながらも、温厚で誠実な彼とまたゆっくり話したいな…と叶わぬことを願ってしまうのです。人を思うと書いて「偲ぶ」と書きます。庭の花が咲き誇る5/5は、そんな特別な日になりそうです。ご自宅を後にする際、息子さんが「もしよかったら…」と花を持たせてくれました。亡き彼の心が宿っているように感じ、大事に抱え帰宅しました。ご冥福を心から祈ります。

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