今朝目覚めると、ピユーピユーと強い風。
青空の中、雲がもの凄いスピードで西から東に流れていきます。
それでも燦々と降り注ぐお日様の力とはすごいもので、
わが家の狭い庭には花々が咲き誇り、
正に、百花繚乱の様相を呈しております。
庭造りは、
全て、隣に住む義父がしてくれています。
種や球根を植えただけでこうなるはずもなく、
「花の生命力」にプラスして、
人が、「何に」「どれだけ」手をかけるかで、
その花の咲き方が全く違ってくるとか。
これ正に、
「子育て」や「人材育成」に
相通ずるものがあるように思うのです。
花にしても
子育てにしても、
「手をかける」とは、
地道な営みの連続なのかもしれませんね。
咲いた花には手をかけません。
咲くまでの間に、
土や根に多くの手を
手間暇かけてかけるようです。
(つぶやき)
本日、元同僚の自宅に伺い最後のお別れをしてきました。私を迎えてくれたのは、高校生になる息子さんと中学生の娘さん。まだまだ悲しみの中にいるはずなのに気丈に振る舞う二人。涙が出そうになりました。彼の遺影を眺めつつ、未だ受け入れられない現実と向き合いながらも、温厚で誠実な彼とまたゆっくり話したいな…と叶わぬことを願ってしまうのです。人を思うと書いて「偲ぶ」と書きます。庭の花が咲き誇る5/5は、そんな特別な日になりそうです。ご自宅を後にする際、息子さんが「もしよかったら…」と花を持たせてくれました。亡き彼の心が宿っているように感じ、大事に抱え帰宅しました。ご冥福を心から祈ります。