8.13 「体温」と「リアリティー」
「このアナウンサーって、すごいな。。」
今夜のNHKニュース7を見ていて、そんなことを思ったのです。
その方は、青井実アナウンサー。
広島・九州の大雨と被害、
そして、これから予想される災害への備えを伝える場面。
「ちゃんと早め早めに避難してください❗️」
「各自、命をしっかり守ってください❗️」というメッセージが、
発する言葉だけではなく、
その表情や仕草からひしひしと伝わってくるのです。
そんな必死さからか、
「うかうかお気楽になんてしていられないな…。」と、
そんな気持ちを湧き上がらせてもくれます。
きっと、この青井アナウンサーは、
テレビの前で見ている「一人の人」に向けて伝えようとしている。
そんな「熱」をも感じたのです。
だから、伝わってくる。
相手(人)に、
伝える力、
伝えようとする力。
ことが深刻であればある程、
多くの人々に悲しい影響が出ることが予想されることであればある程、
マスメディアに登場する人、
マスメディアを使って多くの人々にメッセージを発信する人には、
そんな力やセンスが必要なのだと
あらためて感じたのです。
毎年のように起きてしまう大雨被害、
そして、一年半以上も続くコロナとの闘い。
疲れや慣れから
「国民に危機意識が薄れてきている」ことを理由にする以前に、
もし危機感が薄れてきているとするならば、
それを打破するために、
どんなメッセージを、
誰がどう伝えていったらいいのか、
そんなあたりのことを考えることも肝要なのではないかと、
今夜の青井アラウンサーの姿から感じたのであります。
TVの中とは言え、
その「体温」を感じると、
「近さ」と「リアリティー」を感じます。
全国的に線状降水帯が発生しており、
東北もこれから雨がやってきます。
全国どこでも大きな被害が出ませんように…。
そして、コロナ、
岩手でも本日は過去最多の新規感染者数となっています。
一日も早く全国的な感染拡大に歯止めがかかりますように。
人の命が守られますように。
(つぶやき)
むかしむか〜し、ちょっとだけかじった心理学。その中で、相手に「伝わる」要素は、「言語的なもの3割、非言語的なもの7割」と教わったような記憶が…。違ったかなっ?