彼岸の中日、
心静かに親父の墓前で手を合わせてきました。
このお彼岸というもの、
何でも、
彼岸の中日の前後三日間、計六日間の中で、
悟りの境地に達するために
六つの徳目「六波羅蜜」を
一日に一つずつ修める日とされているらしいのです。
六波羅蜜?と、
ちょっとだけ調べてみると、
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、慧の六徳目とのこと。(以上、Wiki.)
六つの徳目かぁ…と、それも調べてみると、
・布施 分け与えること
・持戒 戒律を守ること
・忍辱 耐え忍ぶこと
・精進 努力すること
・禅定 特定の対象に心を集中して散乱する心を安定させること。
・慧 全ての事物や道理を見抜く深い智慧のこと
(※「智慧」→物事の筋道を知り、前後をよく考え、計画し、正しく処理していく能力。 また、それを有する人。)
彼岸の中日にはお墓参りをするという「形」は知っていても、
恥ずかしながら、彼岸そのものの意味を初めて知ったのであります。
そして、最近のわが身を「六波羅蜜」視点でふり返ってみると、
・布施 今日、おチビ達にポイントで当てたチョコをあげたなぁ。
・持戒 ツーリング中も安全運転したぞ!
・忍辱 まさかの「臨時休業」にも耐えました。
・精進 普段しないバイクの洗車、ワックスをしたなぁ。
・禅定 今まさに、昼夜問わず音楽づくりに集中してる。
・慧 リビングのジュータンを計画的に洗い、干し、今日の突然の夕立前には取り込み、今は綺麗な状態でリビングに。
と、オール都合よく捉える自画自賛的「俗人」の私。笑
私の彼岸期間は、いい感じで過ぎています。笑
この「徳」というもの、
仏教の考え方なのでしょうが、
今の世の中を見渡した時、
日本人が忘れている心の中の至宝のように思えてしまうのです。
※徳は人間性を構成する多様な精神要素から成り立っている。
気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康など(以上、Wiki.)
精神要素、
徳目を表すこの熟語の数々、
とても素敵に心に響いてきます。
そしてまた、
この熟語の反対の意味を持つ熟語を想像してみると、
何とも不快な気持ちにもなっていきます。
白も黒も併せ持つのが人の心ではありますが、
少しでも白が多くなるような
そんな「徳を積む生き方」が
ほんの僅かでもできたらいいなぁ…と、
そんなことを思う彼岸の中日でありました。
(つぶやき)
本日の秋分の日、若家族でバッティングセンターへ出かけてきたようであります。以前、1号に「バッティングセンター打ち放題券」をプレゼントしたことがあり、本日はそれを使用するとのことで、パパに心ばかりを預けました。帰宅後、1号、2号が私の部屋にやってきて、楽しかった〜とその報告であります。自身のできたこととパパの凄さの自慢(笑)そして、彼らからのおみやげはこれ。私の大好きなイタリアのもの。イタリアは人も自然も食も大好きなのです。人生初の海外がイタリアだったこともありますが、何故かイタリア大使館にも行ったことがあるのですよ。パーティーでしたけど。
そして、私がポイント交換でおちびたちにあげた32円のチョコがこれ。もっと子どもが喜ぶものをあげればよかったかなぁ…。笑 けど、これ美味しいんですよ!コーヒーには相性バッチリのチョコなのです。