♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

10.17 「褒める子育て」の履き違え?

 

何があったのか

朝から大泣きの2号…。

 

あの小さな身体一杯に、

全身全霊、振り絞るような声で泣く2号。

私には、

これでもかー❗️これでもかー❗️と聞こえます。笑

 

かと思えば、

昼食後、

膝の上でリズム遊びに興じる2号。

その屈託のない笑顔もまた2号の姿。

 

今、

「母子」というテーマでの講演準備をしている関係もあり、

つい、「子どもの心」のことを考えてしまいます。

 

その場その場のことではなく、

大きな意味で、  

今、この子の心は「穏やか」で「安定」しているのだろうか?とか、

それとも、そうじゃないのかな?と。

 

心の不安定さは、何気ない言葉や仕草にも出ますし、

時に、小さな意地悪をしてみたくなったりもするものです。

 

講演準備の最中、

ある教育学者さんの論文を見つけたのです。

それは、過日ここに書いた子どもの自殺のことを考察しているもので、

そこに、興味深い「幼少期の子育て」のことが書かれたあったのです。

長くなりますが、抜粋、概要を載せてみますね。

 

・「褒める子育て」や「叱らない子育て」の履き違えはないか?

・親が子どもを真剣に叱ったり、我慢させることが少なくなってはいないか?

・子どもには「自分には価値がある」と思わせるようにしたいもの。

・もちろん親にとっては大事な子どもなのだが、それが子どもに伝わっているか?

・「あなたは大事な子どもなのだ」と、抱っこしてあげたりハグしてあげているか?

・ちゃんと子どもの目の高さで、子どもの目をみてお話を聞いてあげているか?

・子どもが頑張っていることに目を向けて褒めてあげているか?

・できないことや失敗ばかり責めてはいないか?

・危険なことをした時、人の心や体を傷つけるような時には、真剣に叱っているか?

・悪いことや間違ったことをした時は、一生懸命教えているか?

・親の感情任せではなく、必要な時には強い口調で叱っているか?

・子どものわがままには折れずに我慢させているか?

認められ褒められることによって、子どもは「愛されている」と感じ、叱られ厳しく教えられることによって、子どもは親がちゃんと自分を見て指導してくれているのだと「安心」するのです。

いかがですか?

経済が疲弊している現在、大学を出ても就職できないなど若者を取り巻く状況はとても厳しいです。 今の社会も、これからの社会も、もしかしたら子ども達には生きにくい社会かもしれません。

だからこそ、子どもには精神的なたくましさが必要なのです。

社会全体を変えることはできなくても、親子の関係は変えられますよね。

幼児期はとても大切な時期。ぜひ子どもとの関わり方を考えてみてくださいね。

 

と、こういうもの。

 

色々考えさせられますね。

 

(つぶやき)

今日はこんな空が広がっておりますが、それはそれは寒い一日であります。ここ岩手の地でも岩手山が初冠雪したとか。冬に向かっていくって、どこか心寂しい気分になってしまいます。秋、なんか短かったような…。

今日のお昼は、いかゲソの味噌焼き風をこしらえてみたのです。これがまた旨かった。子どもの頃におふくろに作ってもらったものって、いつまでも好きだし、その味を追い求めるものなのなのですかね。もしかしたら、これもまた母子の関係のひとつ?笑

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