「その券を持って待てばいいの?」
高齢のおふくろの折りたたみ携帯のこと、
auから、この3/31を以ってこの携帯(3G対応)が使えなくなるとのメッセージが入った関係で、
おふくろの携帯を携え、市内のauショップへ機種舗変更に。
ショップに入り、発券機から順番待ちのカードを取って椅子に座ろうとすると、
既に座っていたおじいちゃん(70代半ば頃かなぁ?)が、
「あそこから券を取って待っていればいいの?」と聞くのです。
「はい、そうですよ」と話すと、
それを知らず、ずっとここで待っていたとのこと。
あらら・・・お気の毒に…と思い、
「では、私の券をどうぞ。」と手渡し、私は新たに発券。
そんなこともあり、
椅子に座るやいなや話しかけられ、
高齢者と準高齢者二人の世間話がそこから延々と続くのであります。笑
先生ですよね?とか、
教育委員会にもいましたよね?とか、
震災前の先生の自宅も知ってるし、今は高台3に住んでいますものね?とか、
オートバイが好きで自宅前にいつも停めてありますよね?・・とか、etc.
その方は、私のことを何でも知っているのです。。
うおっ!と、驚きでありましたが、
まっ、田舎とはこんなものです。
そんな世間話の中で、
先日変な電話が入り、それに折り返し電話したところ、様々聞かれ、耳が遠い関係もあり、聞かれるままに郵便番号やら住所やらを伝えてしまったが、ちょっと心配になりauに相談に来たとのこと。
「それ、きっと振り込め詐欺みたいな危険な電話だから、もうよした方がいいですよ」と、老婆心が老婆心さんにアドバイス。笑
そのうち、順番が回ってきてショップの方もそこに来たので、事情を説明し、対策をとってもらうことに。
その対応がまた親切で丁寧でわかりやすく、
きっと、あのおじいちゃんも安心したことでしょう。
携帯ショップ、
私の場合、全てオンラインで手続きを済ませてしまうので、
こうしてショップに出向くことはまずないのですが、
この振り込め詐欺事案に対応してくれたショップの方であれ、
おふくろの機種交換の相談にのってくれた方であれ、
わかりやすく親切・丁寧な対応に、ただただ感心したのであります。
何かあった時には、また相談に来たくなりましたもの。
この「また」というのが、
人様を相手にする仕事での大切なキーワードでは?と、
そんなことも思うのです。
また相談にのってほしくなる。
また買いたくなる。
また食べに行きたくなる。
また話が聞きたくなる。
また授業が受けたくなる。 etc.
そういう意味では、
auショップのあの人たちは「プロ」なのだと思います。
次回ショップに行くのは、18日の金曜日。
なんと、86歳のおふくろ、ガラケーを卒業し、スマホデビュー!
更には、月々の支払いも、通話も付いてこれまでの約1/3程度に!(驚愕)
私サイドでものを言えば、
ショップに出向き、手続きの全てを行なうなどなど、結構、時間もかかるし面倒なのですが、
おふくろサイドでものを見れば、
ある日突然、全て設定済された新しいスマホが手元に届き、
その使い方も丁寧に教わり、すぐ使えるようになる。
部屋に居ながらにして、この全てが実現してしまうのです。笑
歳をとるとは、本当にいいことだなぁと思います。
羨ましい限りであります。笑
(つぶやき)
夜、NHKのクローズアップ現代。ウクライナの人たちの「自撮り」映像を中心にした特集。あそこに今のウクライナの真実があるのだと思います。捏造され嘘で塗り固められたあの国の発信と違い、そこには真実と人間の尊厳がありました。