今日は、5/9。
ロシアでの対ドイツ戦勝記念の日。
TVでは連日、
5/9を「Xデー」のような報じ方をし、
その国の大統領の発言内容に戦々恐々。
この日は、
第二次世界大戦時、
ドイツが降伏文書に調印・発効した1945年の出来事。
20世紀のお話であります。
きっと、人々の間では、
不戦を誓う、
そんな日であったようにも想像します。
そんな悲惨な戦争は、
20世紀で終止符を打ったように思えていたはずなのに、
その当時の戦勝国ロシアが
今世紀になって同様の侵攻・侵略・戦争を始め、
子ども、女性、高齢者を含めた
多くの人間の命がいとも簡単に奪われていくという現実。
更には、そこには、略奪、殺人、性的暴行、拷問…といったような、
耳を疑うような残虐行為も横行。。
過日、車で帰宅する夜、
久しぶりにカーステレオでこんな曲を聴いたのです。
それは、サザンの「ピースとハイライト」という曲で
2013年に発表されたもの。
ポップな曲調のあまり
これまで聞き流していたのですが、
その歌詞が、とても心に刺さってきたのです。
その歌詞を少々抜粋してみれば、
絵空事かな？
お伽噺（おとぎばなし）かな？
互いの幸せ願うことなど
・・・
歴史を照らし合わせて
助け合えたらいいじゃない
硬い拳を振り上げても
心開かない
都合のいい大義名分（かいしゃく）で
争いを仕掛けて
裸の王様が牛耳る世は…狂気（Insane）
20世紀で懲りたはずでしょう？
燻る（くすぶる）火種が燃え上がるだけ
・・・・
悲しい過去も 愚かな行為も
人間（ひと）は何故に忘れてしまう？
平和と人命。
平和とか、
命がかけがえのないものとして何よりも大切にされる、
人が人間として尊重される、
そんな世の中、世界になるようにと、
遠くの空を眺めながら思うのです。
ウクライナとロシアのことばかりではなく、
この日本という国にも、
もっと身近な身の周りにも、
いさかいやトラブルもあるはずであり、
もしかしたら身近な世界の中に、
小さなプーチンもいたりします。
孫たちが大人になる時代には、
今よりもよりよい社会、世界であってほしいと
心から願ってしまいます。
まずは、
一日も早く、
平和が訪れますように。
