♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

11. 8 災害に遭うということ。

 

昨日は、午前中からNHKの方がお見えになり、取材の一日となりました。

 

この方、まだお若いのですが、震災から10年ということもあり、東日本大震災で被災した人たちの心が知りたいとのことで、精力的に三陸沿岸を取材されているようです。

ご自身もまた、乳児の頃に阪神淡路大震災に遭い、記憶にはないまでも、両親から九死に一生を得た当時の状況を聞いて育ったという方で、仕事に情熱を燃やす何とも心優しき青年カメラマンでありました。

 

より多くの人の話を聞いてもらった方がよいように感じ、取材の途中から、市内に住む知人にも来てもらい、結局、全ての取材を終えたのは夕方4時頃。心が丸ごと震災モードとなった、そんな一日でありました。

 

様々質問を受けつつ、普段、心の中で蓋をしている部分の話をすることもあり、複雑と言えば複雑な心境にもなったのですが、話すことで、これから起こるであろう自然災害で、犠牲になる方が少しでも減るのであれば…と、恩返しとか使命感にも似た様な気持ちで話したように思います。

 

併せて、この方に紹介したものは、岩手日報の動画。

「これが、私の気持ちに一番添っているものです。」と。

 

Youtubeで、

岩手日報 最後だとわかっていたなら」とか、

岩手日報 大切な人を想う日」で、検索してみてください。

多くの短い動画の中に、それぞれの人の心があります。

www.youtube.com

youtu.be

 

災害に遭うってこういうこと。

家族を亡くすってこういうこと。

だからこそ・・・。

 

悲しい気持ちにさせてしまうかもしれませんが、もしよければご覧になって下さい。

人の心に寄り添う岩手日報さんの切り口って、すごいな、ありがたいなって思います。

 

NHKの若き彼の取材が、被災した人たちの心に寄り添いつつも、

全国多くの人たちの、命を守ろうとする心に届くことを祈ります。

 

(つぶやき)

秋晴れの今日、これから「甲子柿」を買いに釜石仙人峠道の駅に行ってきます。岐阜でも美味しい柿をご馳走になってきましたが、甲子柿とは燻した柿とか。まだ食べたことがないので楽しみにしつつ車を走らせます。あそこの道の駅の釜石ラーメンも美味しいですしね。

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