今月下旬に岐阜県の中学校で講演をする関係で、
目下、そのプレゼン資料を作成しています。
お願いされている内容は、東日本大震災の教訓としての学校防災。
ですが、「あたりまえ」のありがたさや、生き方についても、
中学生にわかりやすいようにお伝えしようと思っているのです。
正直言いまして、こんな講演準備をしていると、
被災当時の感覚が蘇り、少々辛くなることもあり、
何となく心穏やかではなくなってくるのです。
もう10年も経っているのにね。
ですが、こんな活動も恩返し。誠心誠意お話をしてこようと思っています。
そんな中、昨夜、あるマスコミの方から取材依頼の電話が。
震災から10年、
きっと、次の3.11界隈には、多くのTV、新聞では大々的な特番・特集が組まれ、
その為に、この時期からマスコミ各社がうごめきだしているのだな…と、
そんなことを感じ、どこか心がざわざわ。
大震災という悲惨な出来事を後世に伝え、
同じような悲劇が起きないようにすることはとてもとても大切なこと。
それをわかりつつも、
私の中の3.11は、「心静かに祈る日」。
10年目であれ11年目であれ、それは変わらないと思います。
さっ、気を取り直して、またプレゼンの準備に入ります。
(つぶやき)
実は今回の講演は人生初の形態。コロナ禍での密を避けるため、体育館とは別に、別室でモニター視聴する学年があるのです。対面ならまだしもモニターで90分の話を聞くなど、聞く側がかなり苦しいのではないかと想像し「飽きさせない工夫」に目下腐心中。で、ヒントはTVドラマ。途中にCMが入りますよね?これから数日、部屋にこもりっきりで鬼のように準備します。
こいつ講演で一体どんなことを話すんだろう?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、そんな方は、下記をご覧になってみて下さい。
朝陽も素敵、日中もこんな青空、
なのに私は一人部屋にこもって…。あぁ…。