♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

11. 5 津波防災の日。「きょうを守る」

 

今日は、「津波防災の日」。

 

という訳でもないのですが、

本日午前中、少々お願い事があり「東日本大震災津波伝承館」の副館長さんにお会いしてきたのです。

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入館すると、受付には中国語と英語バリバリの旧同僚が美しい笑顔で出迎えてくれ、暫しの世間話に花が咲き、

その後、副館長さんを待つ間にも、説明員の方から声をかけられ(私は存じ上げないけれど、相手は私を知っているパターン)、

数年前の音楽祭での講評に感激したとの予想だにもしないことを話される等、なかなか副館長さんに到達できないのであります。

 

本日の用件は、あるドキュメンタリー映像を津波伝承館で上映してもらえないかというお願いでの訪問。

実は、この映像作品の主題歌を作詞した方からの依頼で、この方と伝承館との間を取り持つことになったという訳です。

 

そのドキュメンタリー映像とは、これ。

Wikipedia 「きょうを守る」

youtubeにも映像のダイジェスト版がアップしてあります)

そして、この映像は、何カ国語もの字幕が付けられ、世界各国で上映されているとか。

 

昨日、この映像を久しぶりに見ましたが、

やっぱり、何と言いますか、心が締め付けられるような感覚になると言いますか、

何とも複雑な心になってしまいます。

 

ですが、津波伝承館のように、津波の恐さを後世に伝え、減災や避難を考え、

二度と悲劇を繰り返さないというアプローチの施設には必要なのかもしれません。

 

地元出身の大学生が、震災直後のこの町の人々のインタビューをまとめたこの映像。

多くの人たちに、観ていただきたいと思います。

そして、それを観た後、心に残ったこと、その中にこそ、

人命を第一にした防災や減災の方向性があるように思います。

 

津波伝承館、今日も多くの子どもたちが訪れておりました。

副館長さんのお話によれば、この秋だけで、ここを訪れた学校は200校を超えるとか。

皆さんも機会があれば、是非、足をお運び下さいね。

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(つぶやき)

午後には来客です。来年開催予定のイベントでの講演依頼ということで、退職女性校長会の代表の方々がわざわざお見えになったのです。話してほしいことは、「前へ!」ということ。普段から何事も後ろ向きの私には、至難の技なのであります…。