♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

10.26 「おかえりモネ」丁寧さ

 

NHK朝の連ドラ「おかえりモネ」。

 

今週が最終週となります。

 

その舞台が隣町気仙沼市ということもあり、

毎朝、心待ちにして観ておりました。

まっ、隣町ということもそうですが

震災後の人の心の描写を

共感と共に見つめていたようにも思います。

 

実は、

今週末に控えている講演は、

中学生諸君に

東日本大震災の体験から感じたことを

話さなければならないのです。

 

勿論、震災を知らない子どもたちには、

災害の悲惨さというよりは、

これからを生きる希望めいたものに繋がるような

そんなお話をするのですが、

 

プレゼン資料を作りつつ、

どうしても当時抱いていた感覚が蘇ってきてしまい、

結構心しんどくもなってくるのです。

 

そんな中での「モネ」。

 

結構、心にきます。

 

笑わないで下さいね、

昨日の放送では涙を止められず…でありました。

 

それは、

悲しみや苦しみ辛さと言った類のものではなく、

それを包含しつつも、

傍に寄り添ってくれている人との繋がりから

頑なな心が徐々に開かれ

恐る恐る一歩前に歩み出そうとする

そんな人の内面に共感できるから。

 

モネの最終回の翌日が講演日。

 

中学生諸君に、

少しでも

今とこれからを生きようとする

勇気や希望のようなものを持ってもらえるような

そんな時間にできたら…と、

準備をすすめています。

 

講演は、

あなたの一番大切な人は誰ですか?

あなたのことを誰よりも大切に思ってくれている人は誰だと思いますか?

という、

問いかけから始まります。

 

「モネ」というドラマのように、

丁寧に丁寧に語りかけてみます。

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