2.4 それぞれの「今」
能登半島の今。
少々ほっとした気持ちになります。
あの日から立入禁止となっていた校舎に
13年ぶりに入ることができ、
当時の子どもたちが私物を持ち帰ったというニュース。
国内に多く存在することになってしまった
「被災地」というところ。
そんなそれぞれの被災地に、
それぞれの「今」、がある。
と同じように、
阪神淡路大震災をはじめ、
熊本地震、
そして、
台風や豪雨災害で被災した
それぞれの人にも
それぞれの「今」、がある。
「今」を精一杯。
あの頃、
こんな言葉を
心の中で
何度も言い続けていたように思いますし、
その後も、
それを心がけでいたように思います。
(つぶやき)
当時、私が仮設住宅に入居できたのは発災から4ヶ月後の7月だったように記憶しています。また、初めて仮設住宅に入室した際の感激と大きな安堵感のような感覚は今でも鮮明に覚えていますし、そんな安堵感は今を生きる力に変わっていくようにも思います。入居を心待ちにしている多くの人たちの一日も早い入居が実現できますように。