年明け一月は、
能登半島地震が発生し、
心痛な思いでTV画面を見つめることが多かったのですが、
時間的なことを言えば、
外部のスケジュールが入ることもなく、
のんびりゆったりと過ごすことができたように思います。
2月は、
関東や中部地区から来訪する方々があり、
この町にある震災遺構や津波伝承館、
復興祈念公園(奇跡の一本松)や仮設住宅体験館等の施設をご案内することになっています。
東日本大震災以降、
全国的に防災に取り組む機運が徐々に醸成されてきているようには思っておりましたが、
目の前の仕事や生活に追われ、
普段から「自分ごと」と捉えることが
かなり難しいのではないかと感じているところです。
かくいうこの地でも、
あんなに苦しい体験をしたはずなのに、
年数の経過と共に、
ここに暮らす人たち(私も含めて)の防災意識がどうなっているのか、
胸を張って言える状況にはないように感じているのです。
「教訓を生かす」
年数が経てば経つほど、
口で言うほど、カンタンではないようです。
そんな中、
今回のように、
意識を高く持ちこの町を訪れてくれる人もいる訳で、
そんな人たちの為に少しでも役立つような時間にしたいと、
そんなことを思っています。
(つぶやき)
この町には、こんな施設もあるのです。
仮設住宅体験館 ↓