今日の気分は
「お疲れ」気分であります。
本日は、昼頃に函館を後にし、自宅に到着したのは17:00頃。
乗り継ぎも含めても約5時間の移動でありました。
若い頃は、この程度の移動時間なんてどうってことはなかったのですが、
やっぱり、加齢と共に、体力といいますか、気力といいますか、
そういうものが落ちてくるのだな…と、痛感であります。
そんな移動ばかりの本日、ちょっとした出来事があったのです。
それは、新幹線の中でのこと。
函館からの新幹線は、思いの外混んでおり、指定席も空席が疎らな状態でありました。
そんな中、幸運なことに、私の隣りの席はずっと空席のまま。
「ちょっとラッキー。ゆったり行けるぞ。」と思っておりましたら、
八戸駅から多くの乗客が乗り込んできたのです。
勿論、私の隣の席にも、
年の頃、十代後半、大学一年生のような小柄な女の子がやってきました。
その子、とても大きなキャリーケースを転がしており、
一度、車両の端にある「荷物置き場」に行ったようでありますが、
また、それを転がしながら戻ってきて、
「この荷物をどうしよう…。」的な困惑顔になっていたのであります。
「遠くまで行くの?」と声をかけると、
「はい、東京まで。」。
「なら、私、次の盛岡で降りるから、その荷物を上の棚に上げようか。」
「はい、ありがとうございます!」
という具合に話が進み、
まずは棚の上にある私のキャリーケースを自席の足元に下ろし、
次に、その子の大きな荷物を棚の上に上げることに。
その時、
「重いですよ…。」とその子は小さな声で呟くのですが、
私の心の中では、
(どうせ女の子の荷物だもの。そんなに重いはずはないだろう…。)と、
グッと荷物を持ち上げようとした瞬間、
私の心の中で、
(重っ❗️)という叫びが。。
けれどけれど、
よろめきながらも、何とか荷物を棚に上げたのであります。
私が盛岡で下車する際、
「ありがとうございました。」とその子。
「東京まで気をつけて行ってね。」と私。
と、移動中の出来事は、ここまでであります。
世の中には、「徳を積む」という言葉があります。
今日は、ちょっとだけ「徳」を積んだのかな…と、勝手にそんな気分になっておりますが、
普段、徳を積むこととは真逆のことばかりの私ですので、
まだまだ、プラマイ0にすら程遠いのかもしれません。
体力の低下…、
いろんな意味で、実感した、そんな一日でありました。
(つぶやき)
函館のホテルの窓から見えた風景はとてもロマンティックなものでありました。今朝、何気なく窓の下に目をやると、屋根の上にこんなメッセージが…。このお店の店主、なかなかのやり手かもしれません。。