今日は、
「いのち」を考えた日でありました。
朝、岩手を出て、
午後、広島市に入りました。
時間が少々空いたので、
まだ行ったことがなかった
「広島平和記念資料館」に行ってみることに。
館内に入り、
多くの写真と、
それに添えられたメッセージを前に、
動けなくなってしまった私。
そして、心の深い部分で、何かがうごめくのです。
いのち…、
生きる…、
家族…、
人間の為せる業…、
様々な思いが交錯。
何とも言えない
重く、深い時間でありました。
そして、何故か、
写真に添えられてある言葉が、
私たちが9年前に経験した
東日本大震災の時の「私たちの思い」と、全く同じだったのです。
違っているのは、
その悲しみの背景。
つまり、人為的か、自然の猛威か…だけ。
信じられない程多くの人の命が絶たれる。
結果、残された人たちは、
大きな悲しみと喪失感に飲み込まれていく。
だからこそ、
こんなことは、
二度と繰り返してはならない。
そのための、
核廃絶、世界平和。
そのための、
大災害からいのちを守る「防災」なのだと、
強く感じます。
「いのち」そして「生きること」
これは、
明日、中学生を前にしてお話をする内容なのです。
改めて、思いを強くしました。
今日、「平和記念資料館」に行って、
本当に、よかったです。
平和記念公園では、
静かに掌を合わせてもきました。
慰霊碑に刻まれていた言葉は、
安らかに眠って下さい。
過ちは
繰り返しませぬから。
繰り返さないこと。
後の世に生きる私たちの
責務かもしれませんね。
