普段、お気楽に生活している私ではありますが、
児童生徒の不登校、自殺が「過去最多」と、
こんなショッキングな見出しに、
胸がギュッ…と締め付けられるのであります。
これは文部科学省が公表した昨年度の調査結果。
不登校の子(年間30日以上の欠席)は
全国でおよそ20万人弱、
悲しいかな、
自ら命を絶った子は415人にものぼるのです。
(警察庁集計では507名)
悲し過ぎる現実です。。
特に、
自殺についてはその人数が年々増加している。
少子化で子ども全体の数が減っているのにです。。
例えば、この415人という数字、
それを一括りに捉えるのではなく、
その中の「1」には、
その子が抱き続けた深い苦悩とか、
親や家族の悲しみや苦痛・苦悩が包含されている訳で、
そう考えた時、
いたたまれない気持ちになってしまいます。
とかく、
こういう事案は「いじめが原因?」と思ってしまいがちですが、
文部科学省が発表したデータによると、
「家庭不和」や「父母等の叱責」が上位になっていることに驚いてしまいます。
ですので、
「親の在りよう」とか、
「家庭教育」といった括りの中にも、
何か大きな落とし穴があるような気もしています。
また、「厭世」(えんせい)
→この世、人生を嫌なものと思うこと。
という理由も上位にあり、
子どもにとって、
今を生きる意義すら見出せない
そんな「生きにくい世の中」になっていることも伺えます。
自殺の問題をどう未然に防止するかといったような
対症療法的な方策だけではなく、
親の在り方、家庭の在り方、学力偏重の学校教育の在り方、社会の在りようや社会全体の価値観等々、
広い分野・範囲での深い議論と横断的な取り組みが急がれます。
子どもが自ら命を絶ってしまう。
こんな悲しいことはないですもの。
もし、子どもが「国の宝」であるのなら、
解散し、これから国会議員に立候補しようとする方々には、
こんな現状にある「子どもの問題」も真剣に考え、論議し、
そして、政策に反映させ、
具体の形で国としての大きな動きを作ってくれたら…と、切に願います。
もう「待ったなし」です。
「生きにくい世の中」
大人もでしょうかね?
(つぶやき)
音楽作りや講演資料の準備と、このところずっと深夜まで自室にこもってばかりでありましたので気分転換(気晴らし?)。夕方の通院後、ぶらりと車で南下です。生憎の曇り空ではありましたが、海の夕景を見ながら深呼吸。少しだけリフレッシュできたように思います。(血糖値検査結果は、アウト❗️でありました…。悲)