今日はちょっとだけ老人(老婆心)のつぶやきを。
学校の秋、
大きな行事である運動会や文化祭もあり、
子どもたちにとっては、それはそれは楽しく充実した季節となります。
一方、
少々、警戒しなければならないのが、「心揺れる秋」。
なぜかこの秋という季節、
子どもの心に微妙な変化をもたらすようであり、
心の問題だったり、対人関係でのトラブルといったような問題が多発することがあります。
秋、特に、晩秋の頃でしょうか。
子どもの心の変化のサインは、僅かな行動の変化となって現れます。
そして、それが、登校渋りだったり、不登校だったり、
更には、反抗的な態度だったり、いじめ等に発展していくことだってあります。
前述したとおり、学校は大きな行事があるため、
先生方は、その取り組みに追われ、
どうしても個別の小さな変化をキャッチするアンテナの感度が弱まりがちになってしまいますが、
どうか、聞こえる言葉、見える行動ばかりではなく、
相手の心を推し量る「心の目」で子どもの心をキャッチし、
サポートしてもらえたらと、そんなことを願ってしまいます。
特別な教育手法ということではなく、
普段の何気無い場面での声がけやおしゃべり、会話だけでも、
心救われる子どもは少なくないはずですのでね。
行事の大きな流れだけに安堵し切っていると、
何人かの子どもの心を取りこぼしてしまうことだってあります。
子どもの小さなサインを見逃さない柔軟な心のアンテナが、
秋という季節には、特に必要なのかもしれません。
勿論、先生方も親もですけどね。
子どもにとっても、
先生にとっても、
そして、親にとっても、
素敵な秋となりますように。