今日で、令和元年度が終わり、
明日から、新しい年度の始まりとなります。
「例年」であれば、新年度のスタートは、
春の柔らかな日差しに包まれ、希望に満ちたどこか躍動感一杯の季節となりますが、
今回は、国中が「閉塞感」のようなものに包まれ、
何とも重っ苦しい春となってしまっています。
けれど、そんな中でも、
子どもたちや若者たちには、心に夢だけは抱かせながら、
新しい年度を迎えさせてあげたいですし、
周りの大人たちは、
彼らの門出を、心一杯にして祝ってあげたいものですね。
あたりまえにあった「日常」がなくなってしまった時に、
初めてその「ありがたさ」に気づく。
私たちが9年前のあの時に痛いほど感じたことを、
今、国内、世界の多くの人たちが感じているのかもしれません。
そんなあたりまえの「日常」がなくなり、
大きな危機感や焦燥感に苛まれた時、
その人の「人」が見え隠れし出すようにも思います。
それは偉い人も、われわれ庶民も。
そんな見え隠れし出す「人」は、
行動となって現れます。
(つぶやき)
年度初めとは希望に満ちた時ではありますが、子どもたちにとっては少々危険な時期でもあるように思います。大人や親の意識が「コロナ」にばかり向いている昨今ではありますが、子どもの心の「微妙な変化」も見逃さないようにしたいですね。