♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

4. 5 思わず、涙…。

 

思わず、涙…。

 

今朝、NHKの「あさイチ」という番組を観ていて、

つい、ほろり…としてしまったのです。

 

それは、富山市内中学校の卒業式の話題。

 

コロナ禍の今、

大きな制約の中で卒業式を行わざるを得ない学校が

全国的に多い中、

校長先生をはじめとした周りの大人たちが

みんなで知恵を絞りあい、

卒業する三年生のために

少しでもあたりまえに近い卒業式にしてあげたいと奮闘する姿。

 

卒業生たちは、

先生方のそんな姿を見つめながら

「ボクたちの為に先生方は精一杯やってくれた。」と、

心一杯の感謝を伝えている。

 

血の通った、心の通い合ったこんな様子に、

とても胸を打たれたのであります。

 

こういった校内行事をどうするかというのは、

基本的には校長先生が判断することとなりますが、

 

とても言葉が悪いかもしれませんが、

「お上の言うとおり」的な発想の校長先生であれば、

きっとこういった展開にはならなかったように思うのです。

 

その富山の校長先生のコメントは、

「コロナ禍で、制約の多い中ではあるけれど、

少しでも生徒たちのためにできることはないか…と、

そんなことばかり考えていました。」と。

 

子ども第一、子どもの心を大切にする、

そんな校長先生のスタンスにも感激したのであります。

 

そんな校長先生の判断の「根拠」となったものが、

富山大学小児科の先生がまとめた指針。

 

子どもに我慢を強いるだけでいいのか…という思いから、

「対策を取りつつ、根拠をもって緩和できることは緩和する」という指針。

そんな医療サイドからのサポートも

校長先生の背中を押してくれたようです。

 

きっとこのお医者さんも、

子どもの心をしっかりと見つめるお医者さんなのでしょうね。

 

更には、そのお医者さん、

こんなこともおっしゃっておりました。

 

「子どもの心を見つめていない大人が、

子どものことをあれこれ決めていいのか?」と。

 

こんな言葉にも、

どこか共感してしまうのであります。

 

世の中のいろいろな動きは、

そのことを決める「人」が作っている。

 

その決める「人」の見つめる先に何があるのか。

それが何より重要なのだと思います。

 

今朝は、久しぶりに

人の心を感じ、心の通い合いを感じ、

心洗われるような時間を過ごしました。

 

どこか

学校現場に居た頃の感覚を

思い出してしまったようでもあります。

 

(つぶやき)

人の心を感じると言えば、本日の朝刊折り込みにこんなポストカード(3枚セット)が入っていたのです。それは地元の新聞販売所からのもの。その添えられたコメントを読み、これまた心に沁み入ってくるものがあったのです。人の心とはあたたかくも深いもの為。そんな心を感じると、こちらまで自然と優しい気持ちになっていくのであります。

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