今日も、「巣ごもり」の日曜日でありました。
私はいいにしても、
「自宅待機」の子どもたちは、大変なんだろうなぁ…と、そんなことを思っています。
そんな中、新聞には、県内各地の中学校の卒業式の記事が載っており、
どの学校も、工夫を凝らした心一杯の式が行われたことを知り、
とても嬉しくなったのであります。
中には、今年度で閉校を迎える学校もあり、
生徒、保護者、教職員だけではなく、
地域の人たちにとっても、特別な卒業式であったように思います。
ちょっと視点を変えて見てみれば、
今回、中学を卒業する生徒たちは、
小学校に入学する直前に東日本大震災に遭い、
小学校の入学式は、震災により「簡易的」なものにならざるを得なかった子どもたち。
そして、中学での卒業式は、コロナウイルスによる「縮小開催」と、
義務教育のスタートとゴールが「変則」になってしまった子どもたちとなります。
自然災害や世界的な感染症の拡大という、
人の思惑では何ともならないものではありますが、
運命の巡り合わせとはいえ、
何とも、かわいそうな気持ちで一杯になります。
であるからこそ、
これからの、それぞれの未来を力強く歩んでほしいと思いますし、
それぞれの人生に、幸わせが待っていればいいなぁと、願ってしまいます。
少々、愚痴っぽくなってしまいますが、
幸いなことに、本日までコロナの感染者が確認されていない岩手県において、
これまでの二週間という全国一律の「一斉休校」が果たして必要だったのか、
現在の全国の感染状況を鑑みた時、
本当に必要になるのは、これからの二週間ではなかったのか…と、
後の祭りとなってしまいますが、そんなことも思ってしまいます。
まっ、結果論なのでしょうけど…。
さっ、明日は、高校の合格発表。
そして、学校では「新しい春」を迎える準備に突入することとなります。
「例年どおり」が通用しない春です。
子どもたちのために、先生方の多くの「知恵」の発揮しどころです。
(つぶやき)
過日、ネットニュースで、「東京都のコロナ情報がわかりやすい」という記事をみかけ、早速、都庁のページに飛んでみたのですが、いやぁ〜、シンプルで本当にわかりやすかったのであります。(ネットアクセス状況を分析するアナリティクスのような感じ)全ての都道府県が同様のフォームで作成すれば、都道府県別の状況の違いも一目瞭然にわかるのにな…と、細かな文章を読むのが苦手な私は思ってしまうのであります。更に、こういうデータは、現在、感染者数が少ない自治体にとっての「未来予想図」ともなりますしね。きちんとしたデータを基に「わかりやすくシンプルに伝える」が一番難しいと思っていますが、東京都ってすごいですね。