♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

7.12 「ちくはぐ」の違和感

 

ちぐはぐ。

 

この一年数ヶ月の間、

妙に頭の中に浮かんでくる言葉。

その語源を調べてみると、

 

ちぐとは、鎮具(金づち)。

はぐとは、破具(釘抜き)。

金づちと釘抜きを交互に使っていれば一向に仕事が進まず、何をしているのかわからないことから、「ちぐはぐ(鎮具破具)」という言葉が生まれた。

という説があるそうです。

 

ですので、「ちぐはぐ」とは、

物事が噛み合わず、違和感があることを意味する表現。とのこと。

 

日常の生活場面に置き換えてみると、

言ってることとやってることが違う。

その時々で、もっともらしい言い訳や理屈を付けつつ、これまでと違う言動をする。

といったようなことになるのでしょうか。

 

そんな姿ばかり見せられると

違和感の連続となり、

どこかストレスともなり、

そこから不信感が生まれ出し、

結果、「あいつは信用できない奴」となってしまうのかもしれません。

 

皆さんの周りには、そんな人はいませんか?

 

コロナのこと、

人流や地域間移動に絞って

国や都道府県の対策をシンプルに書き出してみれば、

・感染の拡大している地域(都道府県)には、行かない。

・感染の拡大している地域(都道府県)には、来させない。

・つまり、地域間の移動制限(出と入りの制限)

こんな感じになるように思います。 

 

そして、全国みんなでこのように行動することで、

これまである程度感染を抑えてきていたようにも感じています。

特にも、田舎に暮らす人たちは、

真面目過ぎるくらいにこうしているようにも思います。

 

上記の青文字文章の「地域」を「国」と置き換えた場合は、どうでしょう?

・感染の拡大している国には、行かない。

・感染の拡大している国には、来させない。

・つまり、国と国との間の移動制限(出と入りの制限)

と、こうなります。

 

東京は、本日から「非常事態宣言」に入るようです。(最上位の対策)

そして、東京オリンピック開催まで、あと11日。

 

あれっ?と、

大きな違和感を感じてしまうのは私だけでしょうか。

 

少々、大袈裟に書けば、

こんな「ちぐはぐ」で、

本来、人が失くさなくても済んだ命を落としてしまうことは

あってはならないのではないか…と、

そんなことも思ってしまいます。

 

東日本でも、そして、

その後、全国各地で頻発した台風や豪雨災害での多くの悲しみ、

直近では、熱海の人たちの悲しみがあります。

 

こういった幾多の自然災害を経験する中で、

人の命の1って何ものにも代え難いと

みんなが感じていたはずなのに…と、

大きな違和感と共に、こんなことも思ってしまいます。

 

うぅ…ん、

こんな違和感、私だけなのでしょうか。。

 

小さな日常場面であっても、

こういった国レベルのことであっても、

「ちぐはぐ」の連続は、

出てくる他の言葉(アナウンス)すら、

どこか信じられなくもしてしまいます。

 

悲しいことですが。。

 

(つぶやき)

違和感に包まれどこかモヤモヤが続く昨今ではありますが、そんな中、心ワクワクさせてくれるのが、メジャーリーグの大谷選手。岩手出身の選手ということもありますが、打てなくても応援したくなりますし、打てば尚嬉し!「がんばれ、大谷!」と夢中になってしまいます。きっと、日本中の皆さんがこんな感じになっているのでしょうね。ホームランダービーも楽しみ、オールスターゲームでの二刀流も楽しみ、後半戦も楽しみと、まるで、彦摩呂さん風に言えば「楽しみの宝石箱」のようであります。笑 ケガだけには注意して!と、全く関係のない私ですら親心のような気持ちになってしまっています。大谷選手だけではなく、メジャーリーグオールスターに選出された菊池雄星投手も岩手は花巻東高校出身。今週はTVに釘付けになりそうです。

今、原稿書きに没頭している(せざるを得ない)せいか、今日は妙に理屈っぽいブログになってしまいました。ごめんなさい。

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写真は、youtubeより。