今日は彼岸の中日。
久しぶりに親父の墓前で手を合わせてきました。
そう言えば、昨日から
高校野球春の選抜大会が幕を開けましたね。
昨日は遅い朝食をとりながら
TVで開会式の様子を観ておりましたが、
そのラストシーンは、
弱冠17歳の男子高校生とは思えない程の
落ち着いた素晴らしい宣誓に、
ただただ聞き入ってしまいましたし、
彼の言葉一つひとつの背景にあるものも垣間見えるようであり、
心にぐっとくるものがありました。
実は、
どのニュースにも取り上げられてはいないのですが、
こんな素晴らしい選手宣誓に先立ち、
球児たちへの「激励の言葉」を述べた高野連八田会長の挨拶に
私は、ただただ感激していたのであります。
そのご挨拶の最後は、こんな言葉で締めくくられておりました。
・・・皆さんこそ夢を追い続ける同世代の若者の代表であり、私たちの誇りです。
・・・・皆さんはギリシャ神話のパンドラの箱という話をご存知でしょうか?
パンドラという女性が、最高神ゼウスの開けてはいけないという命令に背いて、好奇心から箱のふたを開けた途端、全世界に病気、争いなど「災い」が広まったというものです。
急いでパンドラは箱のふたを閉めたところ、箱の中には「希望」という言葉が残されていました。
今、世の中は新型コロナウィルスが蔓延しています。
これからも、次々と災いがふりかかってくるかもしれません。
しかし、どんな時でも希望を胸に、目標に向かって力強く挑戦を続けてください。
挑戦こそは、皆さんの未来を開く原動力です。
雲の向こうにはいつも青空が輝いています。
皆さんの健闘をお祈りします。
目の前にいる球児たちを見つめる眼差しやその語り口調も含めて、
あたたかさや優しさ深さに満ち溢れており、
そんな八田会長の挨拶に、ただただ感激したのであります。
めちゃくちゃ高校球児たちのことを愛しているのだろうなぁ…と。
とかく世の中のお偉い方々は、
お決まりのフレーズを駆使するだけであったり、
事務方が書いた原稿を読むだけであったりする方が多いように思いますが、
自分の思いを、自分の言葉で、心一杯にして…というのが、
やっぱり、相手に大きくも深いものを伝えるのだろうなと、
そんなことを改めて思うのであります。
挨拶の素晴らしさにとどまらず、
「八田会長さんってどんな方なのだろう…。」と、
人間 八田英二にも興味が湧いてくるのであります。
選抜高校野球の開幕と同時に、
二人の素敵な言葉と出会い、
あたたかくも爽やかな感覚に包まれたのであります。
(つぶやき)
爽やかで素敵な二人の話の後で大変恐縮なのではありますが、血糖値関係の定期通院を終えた後の四、五日は、それまで我慢していた反動からか、とにかく「食べたくて仕方ない病」にとり憑かれるのであります。ということで、本日の墓参後も、まだ11:00ちょい過ぎ頃だというのに無性にラーメンが食べたくなり、つい…。幸せな時間でありました。笑 こんな話、ごめんなさい、、低レベルな私です。。