6.13 旅色「達谷窟毘沙門堂」
ずっと岩手に住んでいながら、
今回、初めて、訪れた地。
その佇まい、静寂、そして、その歴史を知り、
心が静まっていく何とも不思議な感覚。
ここを訪れてよかったな…と、
娘に感謝であります。
ここ数日の「遠出」も、今日でおしまいです。
「旅色」という言葉がありますが、
私にとっての今回の旅色は、
「人」と「風景」だったような。
北三陸の海の風景、
そして、
そこで出会った中居のおばさん達の気遣いや素朴であたたかな心。
そのどちらも心に沁み入るものでありました。
県北の人たちは、あたたかいのです。
おみくじも「大吉」でした。笑
ここ数日、少々、運転はきついものがありましたが、
出かけてよかったなと、思っています。
(つぶやき)
コロナ禍での県内移動であり、細心の注意を払いながらの行程ではありましたが、宿泊施設の対策は想像以上でありとてもありがたい気持ちとなりました。対策の本気度を伺い知ることができたと言いますかね。「密」の「みの字」もないのです。逆に、帰路、県央都市部の人気スーパーマーケットに立ち寄ったところ、そこは信じられないほどの「密」。ギューギューだったのです。堪らず、入ってすぐお店を出てしまいました。とっても極端な言い方になってしまいますが、コロナへの個人の意識のこと、田舎であればあるほど真剣に取り組んでいるけれど、都市部だったり、日常生活に根ざした場所では、「まっ、これくらいはいいかなっ」的な感覚に包まれてはいないだろうか…と、そんなことを思ったのです。人の気持ちのことなのですけどね。
わが人生、女性から声をかけられることなど皆無の私。最近、麗しき女性の方から声をかけられることが多いのです。ここ数日だけでも三名程。(笑)その原因は、これ。娘が母親にプレゼントした冷酒セットが入っていた厚布製の手提げ。これが妙に気に入り、もらい受け、私の最近のセカンドバッグにしているのです。これを持って歩いていると「懐かしいね〜」とか「かわいいね〜」とか「ステキだね〜」と(私ではないですよ。手提げが。笑)見知らぬ方から突然声をかけられる。それも女性ばかり。正直、ドキッ!とします。そうですね…年の頃、60代、70代の方々でしょうか…。ありがとうございます。笑 (私の故郷にも「酔仙」という酒蔵があるのですが、酔仙でもこんな手提げを作ってくれないかなぁと、つい願ってしまいます。)