本当に困っている人や家庭に、
給付金なるものがきちんと届くように…と、
祈るような気持ちで思ってしまいます。
ある程度、お金があったとしても、
いただけるものはありがたく頂戴する。
人の心とはこういうものでありますが、
コロナ禍で、解雇も含めて、
私たちが想像もできない程のダメージを受け、
日常生活もままならない、
そんな家庭や子どもたちがいるのではないかと、
ただただ案じてしまいます。
わが家の孫たちは、
暖かい格好をして、
ご飯もちゃんと食べ、
おやつだって普通にあり、
毎晩あったかいお風呂に入って
親子でふかふかのお布団で眠る。
一見、あたりまえに思えるこんなことも、
とても恵まれているのだと思います。
こんなあたりまえに思えることを
したくてもできない家庭が
もしかしたら全国にもの凄い数としてあるのではないか。
過日の「母子」をテーマにした講演の為に、
現代の子どもを取り巻く課題として
「子どもの貧困」についていろいろ調べたので、
一層、こんなことを思うのかもしれません。
2019年の厚労省の調査結果によると、
・日本の全世帯の6割以上が、国内全世帯平均所得以下であるということ。
・「相対的貧困」というくくりの世帯がおよそ16%(781万世帯)もあるという実態(全国世帯総数4885万世帯)
・その半数が「ひとり親世帯」(約390万世帯)であるという事実。
この数字は、コロナ禍が続いてる今、
もっともっと大きな数になっているようにも思うのです。
数字のことは置いておくことにしても、
願うことは、
多くの困っている人、家庭に、どうか確実に届けてくださいということ。
昨今のニュースで、
新たに当選した国会議員の文通費が、
選挙後、一日しか議員をしていないのに一人月額満額の100万円支払われ、
その総額が1億2000万円を超える額だということを知り、愕然としました。
真面目に
そして必死に生きている人がバカを見る世の中であってはいけないのではないか。
初当選した国会議員さんの1億2000万円も、
今回の困っている人への「給付金」も、
これ全て、国民みんなが納めている税金であります。
今日は、ブログを書きながら、
とっても悲しい気持ちになってしまっています。