♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

12.21 「Justice」(正義) 憂い

 

最近のニュースで思うこと。

 

人が命を落としたというのに、

それまでの経緯を含めた「真実」が、

得体の知れない力と

それに加担する力たちによって蓋をされ、

うやむやのまま葬り去られる。

 

「国民は忘れやすいから…」という、

どこかの偉い方の言葉も思い出します。

 

私のようなちっぽけな一市民でも

「変だな?」と思うことが、

大手を振って結局はまかり通ってしまう世の中。

 

裁判の制度としての「認諾」はあるにせよ、

本当のところは何だったのか…、

なぜそうなっていったのか…。

この裁判を起こした元財務省職員赤木さんの奥様の真意も

その一点だったのではないかと思っています。

 

司法も、立法も、行政も、

そのそれぞれが独立し、

その全てが、

「国民を守ること」を基軸にしていると

ずっと思っておりましたが、

愕然としてしまいます。

 

英語が苦手な私、

そんな私でも好きな英単語というものがあって、

その中に「Justice」という単語があります。

 

この国の「正義」は、

一体どこにいってしまったのか。

 

昔、

経済は一流、政治は三流と揶揄された日本の時代もありましたが、

果たして今は、どうなのか。

 

ただ、そんな中、

一点だけ以前と違うな…と思った瞬間があったのです。

それは、今日の国会中継

 

代表質問をしている議員さんの方を向き、

しっかりと聞こうとしている首相の姿があったのです。

 

これは、「聞く力」をアピールした

一つのパフォーマンスなのかもしれませんが、

数年前に目にした、

薄ら笑いを浮かべながら

相手を小馬鹿にしたような表情よりは、

遥かに、

紳士的、且つ、政治や人にちゃんと向き合おうとする誠意を感じます。

 

真っ当なことが真っ当に評価され、

能力のある方々の能力が真っ当なところで発揮される、

そんな世の中であってほしいと、

ただただ願ってしまいます。

 

「憂い」が、消えません。

 

国全体を考えた時、

日本の子どもたちに、

こんな「今」を見せておいて、

どんな「未来」を見せようとしているのか。

 

「憂い」が、消ないのです。

 

今日の空は、曇っています。

 

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