「採用試験を終えてきました。」と、
夕方、一本のメールが入りました。
若者が、
夢の実現に向けて全力で向き合う姿、
どこか濁りや淀みの多い大人の精神世界にあって、
何とも眩しく映ります。
そういえば、自分もこうだったかもなぁ…と、
遥か遠い昔を思い出したりもします。
今時、
「真面目さ」とか「純粋さ」、
「人様の為に」といったような類のことが、
どこか軽く流され、時に鼻で笑われ、
生きにくい世の中になってきているのかもしれませんが、
「人を相手にするお仕事」を目指す人には、
世の中をうまく渡ろうとすることより、
大切な「感覚」だと思うのです。
だって、真剣に実直に誠意を持って
相手(人)と向き合うお仕事ですものね。
子どものために先生になりたい。
人の命を助けるために医者になりたい。
少しでも人々の暮らしを豊かにするために政治家になりたい。
こんなシンプル、且つ、純粋な「動機」、
そういうものを心に抱く人が、
人様を相手にするお仕事に就くべきだと思うのです。
別の言い方をすれば、
相手の喜びを自分の喜びとするような、
今回、採用試験を受けたこの子のような感覚の持ち主がです。
朗報を待つことにします。
(つぶやき)
一昨日のライブハウス、コロナ禍でもあり、透明なアクリル板をこれでもかと駆使した会場で、生歌・生ギターを堪能してきました。流石でありました。私はと言えば、勿論、ド緊張しました…が、恥ずかしながら何とか歌ってきました。
昨夜、Facebook上で、初任校で担任をした子から連絡が。当時12才だったのに今51才かぁ…と伝えると、先生も23才の青年教師でしたよ…と返されました。笑