♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

5.31 一つの命の復活

 

久しぶりに気持ちのよい朝を迎えました。

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「心震える瞬間」

昨日、そんな瞬間があったのです。

 

例のケルヒャーの補修と試運転を終え、

ほっと一息、TVの前でエンゼルスの観戦をしていると、

相手チームの投手交代の場面が映し出されたのです。

 

それは、ステージ4の悪性リンパ腫を克服し

メジャーリーグの舞台に戻ってきた

ホワイトソックスのヘンドリクス投手の登場シーン。

 

会場全体からの大きな歓声と鳴り止まない拍手、

敵味方関係なく拍手を送る両軍の選手たち、

そして、マウンドに立つヘンドリクス投手の眼差しとその姿。

そして、それを見つめる家族の心中も

どこか察することができるような気がしました。

このシーンを観ながら

ぐっ…と、込み上げるものがあったのです。

更には、

復帰後の第一球目が、速球のストライク。

 

もはや、涙腺崩壊であります。

 

人って、弱さもあれば強さもある。

そして、相手を思うあたたかな心やその通い合いもある。

 

この瞬間は、

「一つの命の復活」を皆で喜び合っている瞬間。

 

そんなことを思いながら、

TV画面を見つめておりました。

 

ヘンドリクス選手の活躍と、

その家族に更なる幸せが訪れることを心から願います。

 

方や、

真逆の感情もふっと湧き出してきたのです。

 

人ってそもそもこういうあたたかな存在であるはずなのに、

「侵攻」や「戦争」という名の下に、

一つの命が命とも思われず、

粗末にされ、

まるでボロ切れのように扱われている国や地域も現実に存在する。

 

人の世のこんな「大きな矛盾」を改めて感じ、

怒りや悲しみと共に、人の愚かさも思ったのです。

 

「人を人として認める」といったような感覚。

「よりよく生きる」といったような感覚。

「共に生きる」といったような感覚。

 

小さな世界、身近な世界でも、

こうありたいものだなぁ…と、

そんなことを思うのです。

 

大きな世界であっても小さな世界であっても、

本来持っている人の心を乱すものは、

もしかしたら、

誰しもが心の奥底に内在している「我欲」?

 

(つぶやき)

お日様の光を受けると緑も生き生きとしてきます。光を浴びると(関心をもって見つめられると)生き生きするのは、緑も人も同じかもしれませんね。笑

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