つい先日、九州北部の豪雨被害が報じられたばかりなのに、
今度は北東北の秋田・岩手内陸。
そんな集中豪雨もそろそろ雨のピークは過ぎるのでしょうか。
早く真っ赤な雨雲が過ぎ去ってほしいと願うばかりです。
TVニュースに映し出される土砂災害や河川の氾濫、
そんな自然の猛威の中、
水没した車、ゴムボートで助け出される人、
腰まで水に浸かり右往左往する人、不安に押しつぶされそうな人、悲しみに暮れる人。。
被害が少しでも小さく済むことを祈ります。
そんな中、とても気になることがあるのです。
それは、「近づく」ということと「温度差」ということ。
Twitter上では、多くの「今の状況」動画が投稿されており、
激しい勢いで流れる濁流だったり、溢れそうな川の様子を
川辺から撮影したであろう動画も数多く投稿されています。
リアルな今をタイムリーに伝え注意喚起を図りたいという
そんな意味合いもわからないではないのですが、
わざわざ危険な所に安易に近づくようなことはしないで…と、
過去に災害を経験した身だけに、そう思うのです。
それは、時として、
現地で取材しているマスコミのリポーターさんにも思うことなのですけどね。
自然災害に対して、人はもっと臆病でいい…と、
そんな風に思うのです。
また、「温度差」のことについては、
今回の豪雨災害ばかりではなく、
首都東京圏で起きた災害については
番組を変更してまでもその時間を多く割き報道されることが多いように思うのですが、
地方で起きた災害については、
どこか短め・浅めの報道となってはいまいかと、
そんなことを思うこともよくあるのです。
全国各地に暮らすその地方出身の方や縁の方にとっては、
とても気になることでありますものね。
午後になり、青空も出てきました。
豪雨被害に遭われた人たちにとっては、これからが踏ん張り時。
一日も早く「普通の暮らし」に戻れるよう祈っておりますし、
自分も応援できることを考えてみます。