「ま、魔改造の夜?」
昨夜、何気なくTVのスイッチを入れたところ、
この番組名に驚きつつ、
思わず見入ってしまったのです。
初めて見る番組で、最初は何のことやらわかりませんでしたが、
・「お題」を提示され、
・1ヶ月半の準備期間があり、
・出来上がったマシンを持ち寄り競技し勝敗を決する。
というようなものでありました。
この日は3チームが結集。
・N工業高等専門学校(きっと国立長岡工業高等専門学校かと)
・H置電機(きっと日置電機かと)
・N社(間違いなくNECかと)
お題は、
「洗濯物干し25mロープ走」??
学生、中小企業、大企業という組み合わせであり、
勝敗とか競技の結果というよりは、
各チームの取り組みプロセスを興味深く見てしまったのです。
そこには、
学生だから、大人だからとか、
アマチュアだから、大企業だからとか、
そんなことを超越した、
モノづくりに携わる人たち(技術者)の
目標、こだわり、工夫、プライド、ぶつかり合い、そして、情熱が見え、
更には、競技を超えた技術者同士の「熱」と「思い」が感じられ、
思わず涙が溢れてしまったのです。
感動でありました。
物づくりって、物づくりをする人って
本当に魅力的で、凄いなと、そんなことを思ったのです。
どこか最近感じている「どうでもいい…」的な感覚や、
すぐ「わかんな〜い」的な風潮、
そんなところからは決して新しいものは生み出されない訳で、
頭も使い、知識も駆使し、アイディアを出し合い、工夫もし、試行錯誤を重ねながら、
自分たちで設定した目標をクリアするために一つの形あるものを作っていく。
そんなモノづくりの人たちのスタンスや一途さに、
心が揺れ動かされたのかもしれません。
再放送があるのかどうかはわかりませんが、
もし再放送の機会があれば是非ご覧になってみてください。
(NHKプラスなら、あと一週間は見れると思います。下にリンクを貼っておきました。)
多くの子どもたちにも是非見てもらいたい番組です。
きっと、大きな刺激を受けること間違いなしです。
モノづくりをする人たちって、本当に凄いのですね。