昨日、ある中学校から講演の依頼が舞い込みました。
私でよければ…と、そのお話をお受けしましたが、
講演会を学校で開くということは、
少しずつ学校が通常モードに戻りつつあるのだなと、
少々安堵したところであります。
ここ岩手は、学校再開から三週目に入っており、
子どもにとって、
少しずつ「学校中心のリズム」が確立しつつあるように思います。
ですが、
全国的には未だ学校を再開していない都道府県もあるようであり、
感染症対策を十分にしつつ、
一日も早く全国全ての学校が通常のモードに戻れるようにと、切に願います。
そうしないと、子どもの心がもたないですもの。
人って、何事においても、
「失ってみて初めてその大切さに気づく」というところがあるようです。
朝、あぁ〜学校に行くの面倒だなぁ…とか、
宿題や勉強が嫌だなぁ…とか、
早く休みが来ないかなぁ…と、
子どもは、こんなふうに思うものですが、
今回のコロナでの臨時休校、
それも、長期に渡って学校に行けない状況が続く中で、
学校で、みんなと会えること、遊べること、勉強できること、
仲間とともにスポーツや部活動で汗を流せること、
そんなことの良さに、
改めて気づいた子どもが多くいたのではないでしょうか。
「あたりまえの中に大きな幸せがある」
「普通だと思っていたことが、本当は素晴らしいことだったんだ」
そんな気づきが、
学校再開後の、その子の学校生活を大きく変えてくれるように思うのです。
何でもそう、
子どもであれ、大人であれ、
「自らの気づき」が、自分自身を大きく変えてくれますものね。
(つぶやき)
歳をとると、悲しいかな…どうしても朝早く目が覚めてしまうのです。 。