♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

6.26 「甘えさせる」と「甘やかす」

時折小雨降る

少々肌寒い梅雨空の陸前高田市であります。

 

昨夜、講演の依頼が届きました。

 

もう現職を退いた老兵となっているのに、

このように声をかけて頂き、

何ともありがたいことだなぁ…と思う反面、

私でいいの?と、

いつも複雑な気持ちになります。

 

そんな講演も、

依頼される内容が多岐に渡ってきており、

震災関連のことや学校防災のこと、

子どもたちに生き方を考えさせるもの、

管理職を含めた教員研修や子育てのこと、

更には、祖父母の孫育てのこと…etc.

 

ですので、

どうしても、

私でいいの?と思ってしまうのです。

 

また、プライベートでも、

登校渋りや不登校だったり、進路相談だったりと、

電話やメールでの「相談」もいただくことがあり、

その都度、丁寧に向き合っているつもりですが、

そんな時でも、

正直、「私でいいの?」なのです。

 

過日、教え子のママから子育て上の悩みが届きました。

 

簡単に言えば、

子どもが親の言うことを聞かなくなり、

どんどんわがままになっていくというもの。

 

私自身の子育ては遥か昔のこととなり、

記憶の遥か彼方なのではありますが、

その教え子に伝えたのは、

「甘えさせること」と「甘やかすこと」の違い、

そして、「わが子の自立」のこと。

(11.17のフログにもこんなことを書いたような)

 

実は、一年ほど前に、

女性ばかりが集う会で、

このようなお話をしたことがあるのです。

 

そして、

その教え子に紹介したのは、このページ。

 

gentosha-go.com

 

今も昔も、「親」とは忙しいものです。

ですが、

ほんのわずかな「親としての気づき」や

「向き合い方」で、

子どもは間違いなく変わっていく。

 

子どもにとっての「親という環境」は、

子どもが小さければ小さい程、

その子の世界そのものとなりますのでね。

 

私自身、わが子に立派な子育てをしたとは思えませんが、

長い教員生活を通し、

そこで出会った多くの親たちから、

たくさんのことを学んだように思います。

 

世の若いパパ、ママの皆さん、

がんばりましょうね。

コロナのこともあり、

大変な日々ではありますけどね。 

 

さっ、今日のお仕事は、私でいいの?と思いながらの、若い教員の教育論文添削です。

 

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