「お金を拾ったんだよ〜。」
数日前、孫1号(小1)がそんなことを言い、拾ったお金(二百数十円)を見せてくれたのです。
下校の時には、いつも二、三人でごにゃごにゃとからまり合いながら帰ってくるのですが、
その途中に自動販売機があり、何でもそこで拾ったとか。
結局、金曜日(昨日)に学校から帰ってきたら警察に届けに行こうということになり、
昨日、宿題を終えた後、パパと一緒に交番に出向いたようです。
その交番で、お金を届けた後、お巡りさんから小さなライトをもらったらしいのです。
私が帰宅すると、
「今日、お巡りさんからこんな物をもらったんだよ〜。」と、とても嬉しそうに話し、
家の中でも勿論ですが、夜暗くなってからも外に出てライトをチカチカさせて喜んでおりました。
そんな1号の姿を見た時、
「お巡りさん、ありがとう!」と、感謝で一杯になったのであります。
物を頂いたということではなく、
お巡りさんのこんな小さな配慮で、
今回のこと(拾う→届ける)が、
彼の記憶や意識の中に、よい行いよい思い出としてインプットされたはずだから。
何て素敵なお巡りさんでしょう。
お巡りさん、ありがとうございました。
(つぶやき)
この小さなライト、小さいくせに結構優れものなのです。横のスイッチ操作で、点滅、ストロボ点滅、点灯と切り替わり、とても目立つ光を放ちます。ちょっとだけほんのちょっとだけ、自分も欲しいな…と。笑 いつかお金を拾って交番に届けたら私にもくれますかね…? んな訳ないか〜!?笑
子育てや教育って、とかく親や先生だけでという意識が強いものですが、こんな出来事もまた子どもを育てる出来事。いろんな体験をし多くの大人達と関わる中で、その子なりの気づきが生まれ成長していく。親・学校・大人たち(地域や社会)の中で子どもは育まれていく。そんなことを改めて思った昨日でありました。ブルーのライトがとても温かく見えます。