今年もまた、「2021明日暦」(あしたごよみ)を届けていただきました。
この「明日暦」は今回で最後であり、表紙には「最終章」と書かれてあります。
カレンダーの中の写真やメッセージは、
どれも心に沁み入るものばかり。
いろいろなことが思い出されますし、
当時は、「穏やかな日々」が来ることなんて想像すらできなかったなぁ…と、
改めて、穏やかな「今」を実感してもしまいます。
更に、カレンダーの中には、
震災の時、小・中学生だった子どもたちの「今」が、
当時との対比の形で映し出されており、
10年という歳月での成長や
今夢を追っている姿を感じることができ、
これが何より嬉しいかもしれません。
どんなものでも、どんなことでも、
作り手の心を感じると、その見え方が全く違ってくる。
あんな顔、こんな顔、
あんな思い出、こんな思い出が蘇ってくるのです。
作り手サイドの人たちはみんなあったかい心の持ち主ばかり。
子どもたちの人生に幸あれ!と、
心から願う人たちばかりなのです。
感謝で一杯です。
(つぶやき)
茨城や関東を中心に189もの店舗を展開している「カスミ」というスーパーマーケットさんが作ってくれているカレンダー。今回で10作目となり、この10年、カレンダー販売での売り上げ全てを陸前高田市の子どもたちのために寄付してくださっているのです。2021年版、どうぞ、お近くの「スーパーカスミ」で、手にとってご覧になってみてください。ここに詳しいことが載っています。→「明日暦2021」(スーパーカスミ)
私、仕事を退いたというのに、今でもこうしてわざわざ届けて下さる。申し訳ないやらありがたいやら…。出会いに感謝しつつも、何にもお返しができないのです。。
と、そんなことを思っていたら、午後には、カレンダーの写真や構成をされているお二人がおみえになり、お世話になりましたとお土産まで。これ逆ですよね。。私の方こそお礼しなきゃなのに…。カレンダー作りが今回で最後ということもあり、お二人にお会いすることももうなくなるのかな…と、とっても寂しい気持ちで車を見送りました。本当にいい人たちなのであります。