12.26 人を見る「フィルター」〜 成長 〜
昨日2学期を終えた1号を見ていて、
4月の入学期に比べ、
この子、成長したなぁ…と、しみじみ思うのです。
人が誰かを見る時、
必ずそこには「フィルター」が存在します。
そのフィルターは、自分では気づかないことが多いのですけどね。
例えば、私から見た1号。
・孫フィルターで見ると→可愛くて仕方ない。
・人としての成長フィルターで見ると→落ち着きも出てきたし集中力も付いてきたなぁ。
・2号の兄フィルターで見ると→妹に優しいな。ただ妹の為に我慢してることが多くない?
・男フィルターで見ると→もっとワンパクでもいいぞ。
と、こんな具合に、
こちらサイドの「見るフィルター」によって、その「見え方」も違ってきます。
人は、一人ではそうそう成長できないものです。
雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、
元気に「行ってきま〜す!」と家を出て行き、夕方には帰宅するという、
そんな「あたりまえ」の繰り返し。
そんな中での、
学校や、先生方や、友達たちの関わりの力、
言い換えれば「人的環境」のありがたさやすごさをしみじみ思います。
そして、
彼を成長させてくれた多くの人たちに、
感謝で一杯になるのです。
大人社会でもそうですよね?
職場の人的環境が、自分の成長に大きく関係してきますものね。
改めて、
子どもにとっての
学校という「存在の大きさ」を感じるのであります。
子どもの成長していく姿を見ていると、
とても嬉しくなってしまいます。
これからも、自分らしさを大切にしつつ、
多くの人たちとの関わりの中で、
どんどん伸びていってくれたら嬉しいな〜と、
甘々孫フィルターの私は思うのであります。笑
1号、2学期、お疲れさまでした!
(つぶやき)
実は、学校の先生方の授業や子どもを見とる評価にも、この「フィルター」が存在するのです。それは、教科毎、単元毎、一単位時間にそれぞれ示されている「評価規準」というもの。それは、問題を解ければいい、わかればいいということに留まらず、知識技能・思考判断表現・主体性多様性協働性という「学力の3要素」に基づいています。
この3要素を大人社会にあてはめてみるとすれば、「仕事の内容を理解しスキルも身に付け、様々な課題にも自分の意志を持ちつつ仲間と力を合わせながら、その解決に向けて自ら果敢に取り組む。」とでもなりましょうか。と考えた時、学校で言う「学力の3要素」は、大人社会で言えば、「仕事の3要素」とでもなるのでしょうかね。
学校で育もうとしている力は、読み書き計算だけではなく、将来、人として生きていくための礎のようなものかもしれません。