♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

4.2 お仕事の「質」

 

この年度初め、

ご栄転された方々から様々連絡を頂戴しておりますが、

昨夜も、そんなお一人からメールが届いたのです。

(正確に言えば、昨夜のメールに気づかず、今朝開いたのですけど。)

 

そんなメールの文面に

こんなことが書かれてあったのです。

 

「自分の仕事の向こう側にいる人を想像しながら、精一杯努力します。」

 

これを読んだだけで、

この方の仕事の質が見えるようであります。

 

仕事のスタンスで言えば、

自分のために仕事をしている人、

仕事の向こう側の人を想像しながら、

誰かの為にと仕事をする人。

こんな風に大別されそうですが、

 

よく「血の通ったお仕事を」とか、

「現場目線、現場主義で仕事を」とか

「顧客第一」といったような言葉を耳にしますが、

 

前述したスタンスの違いは、

大きくそのアプローチの仕方や

方法も違ってくるように思うのです。

 

心の中のスタンス、

本当に大きな意味を持つもののようですね。

 

ちなみに、

新しく校長先生になられた方からご連絡を頂いた際には、

「最初っからあれこれ動かないでね」という、

一見消極的に思える言葉が

私からの唯一のアドバイスめいたものでありました。笑

 

新任校長の時は、

ついあれもこれもと動きたくなるものです。

よく言えば血気盛んに教育に燃えている。

ちょっと意地悪な言い方をすれば、

よく見ず、頭だけで進めてしまう。

 

よりよき教育実践は、

今の状況を的確に把握することから始まる。

 

その学校の子どもたち、先生方、保護者の様子をじっくりと把握してから、

考え、動いてみたいものです。

 

こういうことが、

目の前の子どもにとって最善ですし、

保護者が安心し信頼してくれるようにも思うのです。

 

どの学校も、どの職場も、

素晴らしいスタートが切れていますように。

 

今日はちょっと偉そうに書いてしまいました。

ごめんなさい。

 

(つぶやき)

北国岩手でもやっと桜がちらほらと。こんな桜色は、どこか気持ちを穏やかにしてくれます。

あっ、そう言えば、昨日から高田松原の砂浜が一般の人も入れるようになったらしく、本日お休みだったパパと子どもたちは、久しぶりに波と戯れる時間を過ごしてきたようです。私が子どもの頃からずっと親しんできた高田松原の砂浜。10年ぶりの砂浜の再生・復活であります。

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写真はパパの提供。