♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

5.7 親の愛情

 

今日は、年老いた母親の86歳の誕生日。

 

その後ろ姿は、

本当に小さくなりました。

 

私が幼少の頃の記憶では、

猫撫で声の可愛がりなどという記憶は一切なく、

ましてや、最近の親にみられるように、

「ちゃん」付けで呼ばれたことなど皆無であり、

(まっ、いつまでもわが子をちゃん付けで呼ぶ親に限ってろくな…、いや、何でもありません。笑)

厳しい母親という印象が強いのでありますが、

この母に多くの深い愛情を注いでもらったなぁ…と、

そんなことをしみじみ思います。

 

親が子に愛情を注ぐ。

これは、ごくあたりまえのこと。

 

ですが、少々気をつけたいのが、

親として、子どもに「愛情を注いでいるつもり」でも、

それが「子どもにうまく伝わっていない」こともあるらしいのです。

 

子どもは小さければ小さいほど、

言葉や理屈でものごとをとらえるというよりは、

抱っこされることやスキンシップ、情緒的なもので

親の深い愛情を「感じとる」と言われています。

 

逆に、

そんな幼少期での愛情不足は、

子どもの成長と共に、

少しずつ行動に傾向として現れてくるとも言われ、

 

嘘をつくことが多かったり、

自分のことばかり話したり、

自分に興味を惹こうとする言動が多かったり、

他との共感能力(思いやる心)に乏しかったり、

親よりも他に甘えたり、

といったような傾向を示すことが多いとも言われ、

自己愛性パーソナリティー的な行動傾向を示すのだそうです。

 

ふとわが身を振り返った時、

あまり嘘はつかないし、(あまりですよ、あまり)

自分のことばかり話すことも少ないし、(結構、聞き役が多いかもです)

自分に興味を惹こう(と思っても誰も見向きもしないことはわかっているし)

まずまず人様のことも思うし、(一応、相手のことを考えようとはします)

他に甘えるということもまずないので、(よっぽど心を許さない限り甘えませんね〜)

 

という感じなので、

幼少の頃から、

親の愛情がしっかりと届いていたのかもしれませんね。笑

母親に感謝です。

 

本日は、おふくろの誕生日ということもあり、

親の愛情の話になってしまいましたが、

 

どんなことでもそう、

してあげる側の「思い」はあるにせよ、

それが相手に、「しっかりと届いている」ことが、

とっても大切なのかもしれません。

 

そうすると、

全てが、「意味あること」になりますものね。

 

(つぶやき)

夕方、バースデーケーキを取りに行きます。ろうそく86本は無理があるので6本にしてもらいました。笑 いつものケーキ屋の店主は、いつものごとく「フルーツ盛り盛りで大サービスしますよ!」とのことでしたので、今回はどんなものを作ってくれるのか…、とても楽しみにしているのです。夜にでもその写真をアップしますね。

明日は親父の二十三回忌法要。先程まで、親父の墓前に手向ける花を用意していたおふくろであります。自分の誕生日のことより、親父の法要のことしか頭にないおふくろであります。

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