昨夜遅くから降り出した雨は今も降り続いています。
大雨強風洪水警報も出され、
登下校の子どもたちは、結構、大変な思いをしたのでは…と、そんな心配をしています。
「子ども」といえば、
昨日の新聞のコラムにこんな興味深い話が載っていたのです。
▶︎熊のプーさんなど、多くの海外作品の翻訳を手がけた児童文学者の石井桃子さん。心に届くような本作りに情熱を傾けた人らしく、子どもに向けたメッセージがあたたかい。
▶︎「子ども時代を しっかりたのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です」本との出会い、豊かな体験の価値を語ったものだろう。
▶︎共働きのわが家といえば、放課後はランドセルを放って遊びにいくわが子。夜まで手つかずの宿題も気がかりだが、今しか味わえない自由な時間を満喫してほしいとも思う。
▶︎かけがえのない子ども時代を、しっかりと楽しむ。寄り添うのは大人の役目だ。(2021/6/3付 岩手日報「風土計」より抜粋)
子どもだから持てる自由な時間、
本がくれる世界観、
豊かな体験がもたらす様々な気づき、
そして、寄り添う大人から感じる深い愛情や人間観。
心と頭が限りなく白に近い時代に
日常何気なく出会うこういったものが、
まちがいなく、その子の中に宿り、人生を形造っていく。
そう言えば、似たようなことで、
「三つ子の魂百まで」という言葉もありますね。
良くも悪くもですけどね。笑
ということは、
大人になった今の姿から、
その人の幼少期を想像できるということも言える? 笑
「子ども時代を しっかりたのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です」
改めて、この言葉の「深さ」を感じます。
(つぶやき)
あー、親としてあと30年早くこんなことに気づいていれば…と悔やんでみても、今はもう後の祭り。既に三十代となったわが娘、息子は、もうどうにもなりませぬ…。笑