♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

6.4 石井桃子さん(児童文学者)の言葉

 

昨夜遅くから降り出した雨は今も降り続いています。

 

大雨強風洪水警報も出され、

登下校の子どもたちは、結構、大変な思いをしたのでは…と、そんな心配をしています。

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「子ども」といえば、

昨日の新聞のコラムにこんな興味深い話が載っていたのです。

 

▶︎熊のプーさんなど、多くの海外作品の翻訳を手がけた児童文学者の石井桃子さん。心に届くような本作りに情熱を傾けた人らしく、子どもに向けたメッセージがあたたかい。

▶︎「子ども時代を しっかりたのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です」本との出会い、豊かな体験の価値を語ったものだろう。

▶︎共働きのわが家といえば、放課後はランドセルを放って遊びにいくわが子。夜まで手つかずの宿題も気がかりだが、今しか味わえない自由な時間を満喫してほしいとも思う。

▶︎かけがえのない子ども時代を、しっかりと楽しむ。寄り添うのは大人の役目だ。(2021/6/3付 岩手日報「風土計」より抜粋)

 

子どもだから持てる自由な時間、

本がくれる世界観、

豊かな体験がもたらす様々な気づき、

そして、寄り添う大人から感じる深い愛情や人間観。

 

心と頭が限りなく白に近い時代に

日常何気なく出会うこういったものが、

まちがいなく、その子の中に宿り、人生を形造っていく。

 

そう言えば、似たようなことで、

「三つ子の魂百まで」という言葉もありますね。

良くも悪くもですけどね。笑

 

ということは、

大人になった今の姿から、

その人の幼少期を想像できるということも言える? 笑

 

「子ども時代を しっかりたのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です」

 

改めて、この言葉の「深さ」を感じます。

 

(つぶやき)

あー、親としてあと30年早くこんなことに気づいていれば…と悔やんでみても、今はもう後の祭り。既に三十代となったわが娘、息子は、もうどうにもなりませぬ…。笑

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