♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

2.25 心に沁みてくるのです。

 

小さな配慮が

す〜っとこころに沁み入り

感謝の念がじんわりと湧いてくる。

 

こんなことってありますよね?

 

そして、そんな小さな思いやりを感じた時、

自分の中で相手の見え方もまた変わってくる。

 

このところ

そんな体験をすることが多いのです。

 

それは、

現在増築作業をしてくれている棟梁さんのこと。

 

無口でぶっきらぼうな物言いの人なのですが、

とにかく住む人のことを考えた、住む人に優しい

そんな仕事をしてくれているのです。

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一つ例を挙げれば、

急遽、2階の部屋に小さなカウンターをお願いしたのですが、

鉄製のL字支柱よりは…ということで、

わざわざ手作りの支柱をこしらえてくれ、

温もりあるものにしてくれたり…と、

至る所に思いやりを感じるのです。

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家を建てるという営みは、

技術と作業なのでしょうが、

その中に、「誰の為に」という感覚が

あたたかくもしっかりと流れている。

 

どんな仕事でも、

このような「感覚」が、

仕事の質を大きく左右するのかもしれません。

 

「誰の為に」

 

家を建てさえすればいい。 

仕事をしさえすればいい。

授業をしさえすればいい。

料理を作りさえすればいい。  

ということではなく、

 

仕事をする。誰の為に?

授業をする。誰の為に?

料理を作る。誰の為に? 

本当にそういう思いでしてる?

といったようなことになるのでしょうか。

結果、目に見えないものが「伝わる」

 

とてもシンプルなことなのですが、

つい抜け落ちてしまうものなのかもしれません。

 

今回もまた、

棟梁さんから大切なことを教わったような気がします。

いずれ、すごい棟梁さんです。

 

私も、この棟梁さんのように

本質から溢れる小さな配慮ができるような人に

いつかなりたいものだなぁ…と思います。

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