大変そうな人がいたら席を譲ってあげましょう。
こういったことは、
誰でも頭ではわかっていることだと思います。
過日の異物混入緊急盛岡眼科受診の際、少しだけ電車を利用したのですが、
今日はその時見かけたとっても素敵なシーンのお話を。
それはGW中の東北本線でのこと。
盛岡始発のその電車、
運のない私にしては珍しく座ることができたのです。笑
周りには、部活で遠征中であろう他県からの高校生たちも多数乗っておりましたし、
私の座席の向かい側には、
ニューヨークタイムスのおかげで海外からの観光客が激増している盛岡ということもあってか、
旅行中であろう外国人の若者も座っておりました。
そして皆スマホ画面に見入っている光景は、都会も田舎も同じであります。
とある駅に到着した時、
小さな赤ちゃんを抱っこ紐で抱えたお母さんが乗り込んできて、ドア付近に立っているのです。
一瞬迷いながらも、
「ど〜れ席を譲ってあげようかな」と腰を浮かそうとした瞬間、
向かい側に座っていた外国人の青年がすっと立ち上がり、
そのお母さんに近寄り、肩をトントン、
自分の座っていた席を指差し席を譲ってあげようとしたのです。
すると、お母さんはニコッと微笑み、「ありがとうございます」と会釈をし、
座席に腰を下ろしました。
ほんの一瞬の、自然な流れの中での光景。
そんな光景を目にした時、
彼の行動がとてもとても爽やかに映りましたし、
この青年、いい人だなぁ…、すごいなぁ…と、ただただ感心したのであります。
反面、周りには多くの乗客(日本人)も居たのに誰も…・・・と、
日本人としてちょっと恥ずかしいようなそんな感覚も覚えたのです。
「わかる」と「できる」は全くの別もの。
この外国の青年のように、
少しでも「できる」ことを増やしていきたいものだなぁと、
今後のわが身を思うのであります。
(つぶやき)
もし自分が海外旅行で電車に乗っていたとして、言葉もわからない国でこんなことができるだろうか…と思ってしまうのです。やっぱりこの青年、いい人なのだと思います。その時、ビールでも一杯奢りたい気分にもなったのであります。英語できないけど。笑
GWが終わりましたが、子どもたちにとってのこの時期は、ちょっと微妙。ほらっ、お父さんお母さんだって、GW明けは「仕事に行きたくないなぁ…」と思うじゃないですか?子どもだっておんなじ。すぐには行動は起きてきませんが、徐々に・・。今後、少しの間、子どもの心を丁寧に見つめておいてくださいね。