わが家の増築は終了し、引き渡しも終え、
この1ヶ月程、日々、快適に暮らしています。
そんなわが家の増築でお世話になった大工さんたち、
今は、別の現場でお仕事。
今日はお天気も良く、かなり暑かったので、
そんな皆さんに冷たい飲み物でも差し入れたくなり、その現場へ。
現場に着いたのは15時過ぎ、
丁度、午後の休憩時間に入るところでありました。
あっ、いたいた。
教え子の社長や棟梁、そして、お世話になった皆さんが、
黙々と汗を流しておりました。
ひとしきり世間話をした後、そろそろ帰ろうとすると、
教え子棟梁が何やら得体の知れないものを手に抱えやってきたのです。
「一階のあの和室にソファー置いてありましたよね?」
「ソファーを直置きすると畳に跡がつくからこれでも敷いて。」と、
4枚の手作りの敷板を手渡してくれたのです。
今日、差し入れに行くことなど話している訳もなく、
いつか渡そうと作ってくれていたものなんだな…と思うと、
その気持ちが嬉しく、大感激だったのであります。
そんな横から、教え子社長が口を挟んできて、
「先生!これ1枚3000円ね!」と、訳のわからんことを言い出す始末。
まっ、こいつはこいつでこういうキャラなのでOKです。笑
人の心づかいを感じる瞬間って、ありますよね?
強面(こわもて)棟梁の優しい気遣い心配り。
本当に嬉しかったのであります。
心には、心を。
時代は変わろうとも、
とっても大切な「感覚」のような気がします。
なんか、また、差し入れに行きたくなってしまうのです。笑
(つぶやき)
帰宅し、そのことを高齢のおふくろに話すと、そんな心がありがたいね…と涙じんわり大感激。早速、ソファーの脚の下に敷き着座。座り心地も抜群のようであります。