1.18 今は先のことなんて考えられないだろうけど
故郷や親元を離れての中学生の二次避難のこと。
学校の再開時期も見通せない中、
子どもたちの安全や学習の保証といった観点での全国初の試みのようであります。
この二次避難、
一般的な学習合宿とは違い、
間違いなく、親子共に、大きな葛藤の中、参加、不参加を決めたはずです。
家族の被害も含めて個々の被災の状況により、その選択や判断に違いは出てくるはずですが、
◯余震に怯えなくてよくなる。
◯安全、安心に過ごせる。
◯友だちと過ごせる。
◯お勉強が進む。
・親から離れるのが不安。
・親を置いて自分だけ行けない。
・家族の世話、家の片付け等、家族の役に立ちたい。
・生まれ育ったこの町を離れたくない。
と、こんな心中を想像できますが、
親は子を、子は親を思いやるといったような部分での葛藤が一番大きかったのではないかと思います。
どちらを選択したとしても、非常事態、通常ではない事態の中にいることには変わりはない訳で、
参加した子にとっても、現地に残ったの子にとっても、
少しでも心穏やかで意味のあるそんな時間となってくれることを祈っています。
併せて、
どうか「夢」だけは見失わずにいて…と、そんなことも願っています。
(つぶやき)
今回の被災とは直接関係はないのですが、「新潟という地方から世界へ」をスローガンに、夢を追い続けている若者たちの動画を見つけたのです。パフォーマンスを終えた後のそれぞれの瞳の輝きや表情が何とも言えないのです。
能登半島で被災した子どもたちは、今は全く先が見えなくなってしまっているはずかと思いますが、時間はかかるにせよ、いつかこうやって自分の夢を追いかける時がきっとやってくる。
そう信じて、今を、明日を、乗り切ってくださいね。夢を追う若者は、とても輝いて見えます。
Chibi Unity