今日の気分は、
素直に「ありがとうを伝えたい」気分であります。
新年、あけましておめでとうございます。
2020年、元旦の本日、
「年祝い」なるものに招いていただき、
午後から、市内のホテルに出かけて参りました。
中学の卒業から25年、
今は40歳となった70名を越える紳士淑女がそこには勢揃いしており、
厳かな雰囲気の中で、会はスタートしたのであります。
ですが、話してみると、
あの当時と変わらぬ「関係性」のまま
「先生と生徒」の会話となっていき、
普段、心の奥の方に仕舞われていた思い出がじんわりと染み出す、
そんな時間となっていったのであります。
あの子たち、きっと、中学卒業後の25年の間に、
それぞれ、苦しく辛い経験もしてきたはずであり、
そんな教え子たちへの、僅かながらの励ましにでもなれば…と、
「弾き語り」をプレゼントしてもきました。
今となっては、こんなことぐらいでしか応援することができませんのでね。
本当は、こちら側から、
「社会の中でこれまでよく頑張ってきたな!」と、
お花の一輪ずつでもあの子達一人ひとりに手渡したい気持ちでありましたが、
逆に、あの子たちから大きな花束をたただき、
ただただ恐縮し、とっても申し訳ない気持ちにもなったのであります。
願うことは、
全国、いろいろな地域で生きている、彼ら彼女らの今後の人生が、
更に、幸せに包まれてほしいということ。
そんなことを思いながら、
会場を後にしたのであります。
「教師冥利」に尽きる。
新年早々、
あの子たちから、たくさんの幸せをもらったような気がしています。
本当に、ありがとう。