♯その日の気分

♪ お気楽・徒然・心のままに ♪

1.10 「成人式」に思う。(裏方の存在)

今日の気分は、

「若者の純粋さを思う」的な気分であります。

 

今週末は、全国多くの市町村で「成人式」が行われるようであります。

一時期、「荒れる成人式」のように言われ、

TVニュースでは、全国あちこちでの、若者たちの「荒れっぷり」が報道されたものです。

 

そもそもこの「成人式」なるものは、終戦直後、戦争で荒廃していた中、

大人になったばかりの若者たちに、少しでも希望をもってもらい、

励まし、祝う、そんな会であったようです。

 

そして、昔も今も、主役は二十歳になった若者たち。

大人たちみんなで、心から祝福してあげたいものですね。

 

今日はちょっとだけ視点を変えて、

成人式を「支える人たち」のことを書きますね。

 

私は、多くの自治体のことを知っている訳ではありませんが、

一般的には、「実行委員会」(新成人の中から10名程度)を組織し、

その実行委員が、数ヶ月前から集まり、成人式全体の企画・立案をする。

それを、市役所(役場)の職員がサポートしながら準備をすすめ、

式当日も、実行委員と市役所職員が力を合わせて式全体を運営する。

と、こんな感じであるように思っています。

 

この実行委員の面々の「心意気」と「努力」に、いつも頭が下がるのであります。

 

彼ら、彼女らは、その日の仕事を終えて、または、学校を終えた後に集まり、

嫌な顔ひとつせず夜な夜な準備を進めます。

その心の中にあるものは、

「生涯でたった一回の成人式。当日、出席する同級生たちに少しでも心地よい思いをしてほしい。」という、

その一点だけ。

 

大昔、「あなた、作る人」「私、食べる人」のようなCMがありましたが、

成人式という晴れ舞台の裏側には、

こういった準備を進める若者たちの「純粋な願い」「努力」があるということを、

当日出席する若者たち、そして、その保護者の皆さんが、

ほんの少しでも気づいてくれたらなぁ…と、そんなことを思ってしまいます。

 

式を終えた後、

出席した多くの若者たちから、

「ありがとう」という、たった一言の言葉かけがあるだけでも、

きっと、裏方の若者たちの努力が報われるような気がするのです。

 

これが、本当の意味での、

「みんなでつくる・みんなで祝う成人式」となりますものね。

 

日本全国、どこの市町村でも、

心の通い合う、素敵な「成人式」となることを、

心から願っています。

 

何でもそうです。

「裏方の存在」に気づくと、

全ての見え方が変わってきます。

 

こういう視点って、

とっても大事なように思うのです。

 

(つぶやき)

今日も載せる写真がないので、元旦に行われた「歳祝い」(今は40歳。つまり20年前に成人式をした面々)の写真を載せますね。使用前、使用後ではないですが、初々しい二十歳の若者たちも、時が経てばこうなっていくのです。人生の荒波にもまれると、人としての深みを増していくのです。司会の二人、とってもかわいいでしょ?私、この二人のこと大好きなんです。

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