何とも不思議だなぁ…と思うことが、
最近、妙に多々あるのです。
コロナの感染が全国に拡大していなかった時期、
全国一斉に学校が休校となりました。
あの卒業期、多くの子どもたちや大人たちが
感染拡大防止の為に、いろんな思いを押し殺し、
みんなで我慢し合ったように思います。
そして、コロナの感染が全国的に急激に拡大している今、
学校は「再開してよい」となりました。
「えっ?」
あの時、全国一斉休校にしたその意味は何だったの?と、
そんなことを思ってしまいます。
何かがちくはぐ、
何とも、不思議な世界であります。
AさんとBさんが、全く同じことを言ったとした場合、
Bさんが言えばストンと心に落ち、納得できるのに、
Aさんが言えば、どこか心に響かず、納得すらできないといった
そんなことってよくあります。
一体、この違いは何なのでしょう?
何とも、不思議な世界であります。
もしかしたら、「ご飯論法」のようなことをしてばかりだと、
こうなってしまうのでしょうか。
今、コロナウイルスのことで日本全体が大混乱。
何より、人が命を落とすことは、最悪のことだと思っています。
このような有事の時には強いリーダーシップが必要だとよく言われますが、
間違った判断をするリーダーに強い権限を与えても何の意味もないとも言われます。
更には、正しい判断力を持たない人が上に立っている限りは、
決してよい方向には行かないとも言われます。
正しい判断をする人だから、リーダーとして選んだのですよね?
何とも、不思議な世界であります。
都道府県別に、コロナの感染者数が発表されます。
◯◯県は何人、▲▲県は0人。
統計的にはわかりやすい「くくり方」なのでしょうが、
ウイルスは都道府県を区別しません。
近隣県で感染者が出たのなら、もうすぐここにやってくると捉えたいものです。
東京や大阪などの大都市での「現状」を、
自分たちとは関係のない別世界のことと捉えてしまうのではなく、
自分の住む町の「近い未来の姿」なのだと考えたいものです。
そんな危機意識をみんなが持つことで、何かが変わるような気がします。
「◯◯県は、感染者0だから安心。」とか、
「感染者0だから、そっち方面に旅行に行こう。」というような、
そんな言葉もよく聞きますが、
今の日本に「安心」なんていう言葉はあるのだろうか?と、
そんなことも思ってしまいます。
何とも、不思議な世界であります。
未だに検査のハードルが高く正確な感染者数の把握すらできていない現状、
オリンピック延期決定後の発表感染者数の激増、
466億円かけてのマスク2枚日本全国全戸への郵送、
条件付一世帯30万円の支給、
オール後手後手遅すぎ感ばかりが映る対応、、、などなど、
何とも不思議だなぁ…と思うことが、
妙に多過ぎるように感じるのは、私だけでしょうか。
結局、
何を信じていいのか、
わからなくなるのです。
と、不平不満をボヤいても、何も良い方向にはに向かないので、
うつらない、うつさないという、自分にできる小さなことを心がけながら、
日々、生活していこうと思います。
(つぶやき)
医療従事者の皆さんは、日々、大きな恐怖感と闘いながら、緊張感一杯での激務の連続なのでしょうね。私たちにお手伝いできることといえば、自分の中でもっと緊張感を持ち、うつらないようにすること、うつさないように配慮することなのだと思うのです。日本全国、一日も早くこんな異常事態の状況から脱したいものですね。